SixTONESのライブのため、名古屋遠征時に夜行バス『リボーン』を利用しました。
貧乏オタクなので遠征になる時は大体夜行バスを利用してます。
しかし30過ぎてから体力の衰えを感じ始めたので、交通費を節約しながらもバスの中でちゃんと寝ておかないとライブを楽しめません。
ということで、快適な眠りを追求した夜行バス『リボーン』を予約してみました。
シェル型シートで全開リクライニングできるという夜行バスです。
最安値の夜行バスと比較して2倍の料金でしたが、それでも新幹線よりもちょっと安く名古屋に行けちゃうのです。
快適な眠りを追求したウィラーバスの【リボーン】
独立型のシェル型シートで快適な眠りを追求した夜行バス『リボーン』!
ウィラーバス自体、快適さを追求した独自のシートが特徴的ですが、その中でも『リボーン』は特に他の夜行バスとは違う座席の仕様になってます。
夜行バスの座席というよりもマッサージチェアのようなゆったりとした座席で、快適な眠りを追求しています。
運行区間
東京・川崎・千葉⇔大阪・京都・神戸・滋賀・和歌山
東京・横浜・千葉⇔名古屋・岡崎・浜松・三重(ナガシマリゾート)
楽天トラベル
ウィラーバス【リボーン】東京→名古屋間の乗車レポ
ウィラーバス『リボーン』に実際に乗車した感想を述べていきます。
乗車区間は東京駅→名古屋栄駅で、運行時間は23:20~5:50で6時間40分乗車しました。
結論から言うと、いつもの夜行バスよりぐっすり眠れました!
あまりにも快適だったので、もっと移動距離を伸ばしたくなったほど、居心地が良かったです。
リボーンの車内
リボーンは18席・3列シートなのでゆったりとした座席の配置になっています。
通常の高速バスは37席~45席なので1人あたりの空間がいかに広いかがわかります。
左右の間隔はもちろん、リクライニングを全開で倒しても大丈夫なように前後の間隔も広めにとられています。
空気清浄機でもついているのか、車内の空気も清潔感があって嫌な臭いがしません。
まるでビジネスホテルのような空間で居心地の良さを感じました。
客層も落ち着いた人が多く、さらに女性客が後方で男性客が前方という女性に配慮された座席配置になっていました。
リボーンの座席と備品
リボーンの座席はリクライニング設備が複数備わっていました。
リクライニングはなんとリモコン操作です。
背もたれのリクライニングは最大傾斜156度まで可能です。
シェルの中でリクライニングされるので、後ろの乗客を気にする必要が一切ありませんでした。
座席には首枕になるクッション付きで、こちらは取り外し可能です。
私は愛用の首枕があったので、それを使うために取り外しました。
ブランケットはふわふわで毛玉がありません。
ただちょっと薄いので、4月でも寒く、コートも布団代わりにしました。
ほぼ横に慣れる座席ということで、脚もしっかり伸ばせます。
足を載せるところにはクッションがついています。
そしてレッグレスト付きです。
これのおかげで足がすごく楽で、ほぼ寝ている状態になることが出来ました。
いつもの夜行バスだと足のむくみを感じるのですが、今回はむくみを感じることなく快適でした。
座席にはテーブルもあります。
今回は東京→名古屋で距離が短かったため、使う時間がありませんでしたが、もっと遠方に行くときは重宝しそうです。
このテーブルを使えば、高速バスの中でパソコン仕事なども可能そうでした。
座席の両サイドには便利な物置が設置されています。
左側にはドリンクホルダーがついているので飲み物も起きやすいです。
その上には読書灯があり、シェルに覆われているので灯りが漏れにくくなっていました。
右側には網ポケットがついています。
スマホを入れていたのですが、手元にあるので取り出しやすかったです。
網ポケットの下にコンセントがあるので充電しながらの収納が出来ます。
リボーンで眠れたか?
リボーンは走行音や振動が気にならないような設計になっているそうです。
確かに車内は静かで眠りの妨げになるような振動はありませんでした。
むしろ心地よい走行音と振動だけが残って心地が良かったくらいです。
車内にトイレがついていないので何回かSAで休憩が入り、その度に目は覚めましたが、すぐに2度寝が出来ました。
いつもなら寝るまでに時間がかかったり、そのまま眠れなくなるのに、リボーンは目的地まで眠ることが出来ました。
ほぼ横になれる姿勢だから身体の痛みも少なく、快適に眠れました。
おかげで次の日は寝不足を感じることはなく、目的のSixTONESのライブまで楽しむことが出来ました。
リボーンの運賃(※2024年4月時点)
私がリボーンを利用したのは東京→名古屋間で、乗車日は2024年4月6日(土)です。
ライブがある&土曜日だったのでいつもより割高料金になっていました。
格安の夜行バスで4,000円くらいだったのですが、リボーンは倍以上の10,600円でした。
東京→名古屋の新幹線が11,290円なので、リボーンの方がちょっと安いくらいです。
時期によっては新幹線の方が安く済むかもしれません。
あとリボーンがどんな感じなのか気になったのもあります。
ウィラーバス【リボーン】のメリット・デメリット
ウィラーバス『リボーン』は眠りを追求した夜行バスとだけあって、他の夜行バスに比べ眠りやすかったです。
私自身は大満足でしたが、『リボーン』の乗車に悩んでいる方に向け、メリット・デメリットをまとめていきます。
メリット
- ホテルのような車内と清潔感
- 備品も綺麗で不快感0
- 他の乗客との距離感も◎
- 女性客への配慮がありがたい
- 最大のメリットは『ほぼ寝転がった状態で眠れる!』
デメリット
- 車内にトイレがない
- freeWi-Fiがない
- 東京駅出発しかない
以下の項目でメリットとデメリットについて詳しく説明していきます。
【デメリット】車内にトイレがない
リボーンは残念ながら車内にトイレはありません。
なのでSAで休憩が入ります。
休憩のたびに微灯がつくので、そのたびに目が覚めてしまうデメリットがあります。
休憩はだいたい20分程度で、深夜なのでお店はやっておらず、買えるものは飲み物くらいです。
しかし、トイレ付きのバスの場合はトイレの音が気になる・トイレの中が狭い・不潔に感じる・SA休憩と違って飲み物が買えないなどのデメリットがあります。
また、トイレはだいたい後方席につくので、その場合、前方の男性客が後方にきて寝顔を見られるといったことも考えられます。
そう考えるとトイレなしの方がメリットに感じられるんですよね。
これに関しては好みかと思います。
もともと深夜にトイレに行くことがほとんどないので、トイレはあってもなくてもどっちでも良いんですよね。
【デメリット】freeWi-Fiがない
ウィラーバスの高速バスにはfreeWi-Fiがありません。
過去にはあったそうなのですが、2024年8月現在はサービスを終了しています。
とはいえ、夜行バスは深夜運行で寝るだけだからWi-Fiがなくても困りません。
が、Wi-Fiが欲しい方にはレンタルポータブルWi-Fiを活用することをおすすめします。
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【デメリット】東京駅発着しかない
これは住んでいる場所にも寄ると思いますが、私は新宿バスタ発着の夜行バスを選びがちです。
新宿バスタは比較的新しい施設なのでトイレも綺麗だし、室内の待合室が広いし、お土産屋さんも併設されています。
なにより新宿駅からのアクセスが超便利!
近いし、迷わずに付けます。
しかし、名古屋行きのリボーンは東京駅出発しかありませんでした。
新宿バスタ発着がなかったんですよね。
東京駅のバスターミナルは東京駅から遠く、しかもただでさえ迷いやすい東京駅なのに場所がわかりにくいんです。
しかも待合室は狭く、トイレは汚い…。
あと自分の住んでいるところから遠いので、東京駅発着しかないのは個人的にデメリットに感じました。
新宿バスタ発着のリボーンがあれば、もっと積極的に利用したいです。
【メリット】備品が綺麗・清潔感がある
ウィラーバスはどのバスでも備品が綺麗で清潔感があるのですが、リボーンはホテル並みの清潔感がありました。
シートはもちろん、テーブルなどリクライニングのリモコンもホテルのようなデザインでお洒落です。
空気も悪くなく、埃っぽさや湿気臭さも感じません。
備品も清潔感がありました。
たまに安い夜行バスに乗ると毛玉まみれだったり、カーテンがボロボロなこともあるんですよね。
リボーンはその辺さすがと言いますか、ブランケットは手触りが良く、カーテンもピシッとなっていて居心地が良かったです。
シェル型シートだからか他の乗客の匂いが気にならない距離が保たれているのも良かったポイントです。
やはり人との距離が取れていると快適に過ごせますね。
【メリット】女性客が多いので女性には安心
ウィラーバス全般に言えることなのですが、リボーンは女性客が多く女性としては安心して利用できます。
私が今回夜行バスを利用したきっかけはSixTONESのライブ遠征のためでした。
だからか、同じように遠征利用の女性客が多めでした。
ライブ遠征の女性客以外にも単に観光で名古屋に向かっている様子の女性客もいました。
男性客は少なめです。
数人いましたが、男性は前方に固められているので、後方席の女性客の近くを男性客が通り過ぎることはなく、安心して眠れました。
しかも、リボーンは高いからかマナーの悪い人もいなくて格安バスより客層が落ち着いてて静かに過ごせました。
【最大のメリット】ほぼ寝転がった状態で眠れる!
夜行バスでも眠れる、快適な眠りを追求したリボーンとだけあって、寝心地はかなりよかったです。
今までの夜行バスと違ってほぼ寝転がったような状態で眠れました。
だからか、夜行バスが名古屋に着いたときはベッドで寝た時に近い目覚めを感じました。
他の夜行バスだと寝不足と体の疲れを感じるのですが、リボーンの時はベッドで寝てちょっと早起きしたくらいの目覚めと似ていて、寝不足や疲れは少なかったです。
休憩時に途中で何度か目が覚めたにも関わらず、身体がかなり休まったのを感じました。
やっぱり座った状態で寝るのと、ほぼ寝転がった状態で寝るのでは眠りの質が運電の差になるんだなぁと実感しました。
バス運行中の振動も少なく、むしろ静かな振動が心地よかったです。
他の乗客もぐっすり眠れたのか、他の夜行バスの時よりスッキリした顔の人が多いように思いました。
走行中の振動が少ない点も睡眠の質向上に一躍買っていました。
新幹線より安く済み、ぐっすり眠って名古屋に行けるリボーン!
夜行バスのいいところは価格が安く、眠っている間に目的地に着けるので時間を有効活用できるところです。
ただ、デメリットとして眠れないという欠点がありました。
しかしリボーンはぐっすり眠ることが出来ました!
もちろんベッドよりぐっすりとは行きませんが、睡眠の質は悪くなく、目覚めが良かったです。
おかげで寝不足を感じることなく、その日のライブ参戦を楽しむことが出来ました。
リボーンは他の夜行バスに比べれば2倍の価格と高いのですが、新幹線よりも安い値段なので交通費を抑えることが出来ます。
それを考えるとかなりコスパは良いのではないでしょうか?
大阪行きの個室完備の夜行バス・ドリームスリーパーも気になります。
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