こちらの記事では虫の名前が出てきますが、虫の写真は一切掲載しないのでご安心ください。
今の家に引っ越して早2年、ゴキブリを一度も見ずに過ごしてこれました。
ゴキブリの代わりに私の家にいるアダンソンハエトリグモさん。
小指の爪くらいの小さい丸っこいフォルムでぴょんぴょん跳ねる蜘蛛です。
最初はアダンソンハエトリグモでも気持ち悪いと思っていました。
だけど、アダンソンハエトリグモがいればゴキブリが出ないという情報を信じた結果、本当に2年間ゴキブリを見ることがありませんでした。
アダンソンハエトリグモがいればゴキブリと遭遇することはない!!
そう確信した今、アダンソンハエトリグモと遭遇してもペットを見るような気持ちでいられます。
前は気持ち悪かったけど、今は人間にとっていかに益虫であるかを感じています。
ということで今回は、アダンソンハエトリグモの魅力とゴキブリと比較して何が害で何が益であるのかを解説したいと思います!
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アダンソンハエトリ蜘蛛とは
アダンソンハエトリグモの画像を見たい方はグーグルで検索してみてください。
アダンソンハエトリグモは小柄で手足は短く丸っこいフォルムをしています。
小指の爪くらい(1cm前後)のサイズで黒々しく、他の蜘蛛に比べれば見た目はそこまで気持ち悪くはないと思っています。
さらにアダンソンハエトリグモは蜘蛛の巣を張りませんし、姿は見せても人間に近づこうとしないので、不快感がさほどありません。
そして私たちが特に不快を示す虫を食料としています。
アダンソンハエトリグモの餌
- ハエ
- 蚊
- ダニ
- ゴキブリの赤ちゃん
アダンソンハエトリグモの餌である虫どもは、人間に不必要に近づき、人間の食材や垢・髪・血などを食料とし、とにかく無遠慮で気持ちが悪い奴らです。
その点、アダンソンハエトリグモは私たちの食べ物を汚すことなく、人間の持っているものを餌になどしません。
人間の嫌いな虫を食べるだけです!
実際にアダンソンハエトリグモがいる我が家ではゴキブリが出たことはなく、コバエが外から入ることはあっても部屋で繁殖することはありません。
害虫を見ないのは、アダンソンハエトリのおかげなのでは?と思っています。
こうやってアダンソンハエトリグモの餌である虫どもと比較すると、アダンソンハエトリグモがいかに益虫であるかがわかるかと思います。
人間の害になることはせず、害になる虫を食べてくれるのですから。
アダンソンハエトリグモは気持ち悪い?
アダンソンハエトリグモを初めて見たとき、正直気持ちが悪いと思ったし、怖いとも思いました。
益虫であれど虫には変わりないので気持ちの悪い見た目をしています。
さらに小さいころにタランチュラに噛まれて死にそうになった人のドキュメンタリーがトラウマで怖いイメージもありました。
しかしアダンソンハエトリグモは人間を噛まないどころか、近寄ろうとしません。
こっちから触ろうとすれば逃げるレベルで人間を警戒しています。
見た目も最初気持ち悪いと思ったけど、遠くからみれば小さな黒丸で、そこまで気持ち悪くもないなと思うようになりました。
なによりアダンソンハエトリグモの生態について知れば、人間の暮らしに害を与えることが少ないことが分かって可愛く思えてきます。
アダンソンハエトリグモをペットにしている人もいるし、手を動かしている様子は猫のようだし、ぴょんぴょん跳ねてるところはウサギのようだし、可愛いところもあります。
気持ちの悪い害虫どもに比べたらアダンソンハエトリグモははるかに可愛い虫なのです。
アダンソンハエトリを遥かに凌ぐゴキブリの気持ち悪さ
アダンソンハエトリグモは大きくても1cmあるかないかの小型サイズです。
対して、ゴキブリは4~6cmにまで成長しやがります。
そしてあの長ーい触覚でさらに大きく見えるから気持ち悪さの骨頂です。
そのうえ、デカいサイズ感の物体が恐ろしいほどの繫殖能力で増えまくり、赤ちゃんが生まれれば1日に何回もゴキブリの赤ちゃんを見かけることになります。
また、ゴキブリの気持ち悪さは奴らの食べ物が人間の食べカスや髪の毛、石鹸、垢、ほこり、人間のものをなんでも食べるところにもあると思います。
人間を食う気か?と思うものまで食べるところが恐怖です。
私たちの体を洗う石鹸を食べたり、醤油の注ぎ口をペロペロ舐めることもあるそうなので衛生面にも恐怖を与えてきます。
どこにでも潜むことが出来るから、神出鬼没だから驚かされることもしばしばで、精神的にもやられます。
トイレや排水溝で不衛生なこともしているみたいだし、アダンソンハエトリグモと比較するまでもなく、見た目・生態系すべてにおいて気持ち悪さの塊です。
以前に借りていた物件はゴキブリ屋敷だった
以前借りていた物件は、2階だったためかゴキブリがよく現れる部屋でした。
小さい赤ちゃんゴキブリが食卓やベッドの上に登ってきたり、脱皮したばかりという赤いフォルムのゴキブリがトイレやキッチンに出没したり、見たくもない成虫が黒々とした存在感を放って現れたときは泣きました。
赤ちゃんゴキブリが出たときは1日何回も見かけるうえに、それが毎日のようにあるからノイローゼになり、眠れない日々を過ごしました。
殺しても殺しても姿を現し、終わりのない戦いに途方もくれていました。
ゴキブリ駆除業者を頼み、さらにハッカなどのゴキブリが嫌いなアロマを炊いたことで問題は解決に向かいましたが、気持ち悪さのあまりにすぐ引っ越しました。
今の家はゴキブリが出ないので、本当に快適に過ごせています。
ゴキブリがいないのはアダンソンハエトリグモのおかげかなのかはわかりませんが、2年間ゴキブリを見ずに暮らせることは心に穏やかさを与えてくれます。
人間と適した距離を保って共存してくれるアダンソンハエトリグモは見かけてもストレスになりません。
終わりのない気持ちの悪い戦いをした経験があるからこそ、アダンソンハエトリグモの恩恵にありがたさでいっぱいです。
すると、アダンソンハエトリグモはじーっと私を見つめて手をもにょもにょと動かします。
挨拶の返事かわかりませんが、なんだか可愛いです。
さらに蜘蛛は金運アップの象徴でもあるそうなので「お金をたくさん運んできてね」と話しかけたことがあり、その翌日にフリマアプリでずっと売れなかったものが売れたことがありました。
ゴキブリはひたすら気持ち悪いけど、アダンソンハエトリグモは可愛いし金運も運んでくるし、殺せなくなりました。
我が家のアダンソンハエトリグモは冬になるとどこかへ旅立つ
アダンソンハエトリグモがいる間は害虫がいる証拠でもあると言われています。
私は春~秋頃は窓をあけているので網戸からコバエや小さい虫が入り込んできます。
その時期にはアダンソンハエトリグモをよく見かけます。
コバエたちを餌にして我が家に住み着いているのだと思います。
冬場になるとコバエや小さい虫がいなくなるので、自然とアダンソンハエトリグモも見かけなくなります。
どこで何をしているのかわかりませんが、冬場でも関係なく住み着くゴキブリどもに比べると厚かましいところがなく、好感が持てます。
移動が多いおかげでゴキブリのように増え続けるなんてこともないのです。
さらに、アダンソンハエトリグモは餌がなくなるとどこかへ行くため死体を見かけることも少ないです。
見かけたとしても小さく丸まっていて処分しやすいのでゴキブリの死骸より不快感がありません。
ゴキブリの場合、ゴキブリの死骸がゴキブリの餌となるためトイレに流す必要がありますが、アダンソンハエトリグモはそういった危険性もありません。
アダンソンハエトリグモは増えすぎることもなく、死んじゃった後も人間に与える不快感が少ないのです。
そう考えると、アダンソンハエトリグモとの共存なら悪くはありません。
今後もゴキブリを見かけることがないよう、アダンソンハエトリグモには我が家を守っていてほしいと思っています。
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