街に行けばかわいいデザインの服で溢れていて、その服を着た時にどんな自分になれるのか、想像するとわくわくします。
服は生活必需品であるうえに、夢も与えてくれるアイテムだから、購入頻度も高くなってしまいます。
オシャレに挑戦したくて冒険した結果、失敗してしまうことも多々あります。
1着当たりの単価もなかなかで捨てるのが惜しくもなります。
そして気づけばクローゼットに収まり切れないほどの量の服が溜まっている事態に陥ってしまいました。
服の断捨離をする必要に迫られたのです。
断捨離後のクローゼット
私は20歳の時に断捨離をするようになり、30歳になった今ではクローゼットの中をだいぶスッキリさせることが出来るようになりました。
特に服の断捨離は一生付き合わなければいけないものだと思ってます。
今回は服の断捨離をするときの捨てる判断基準や、服を売る方法、服を溢れさせない考え方について記事にしていきます。
服の断捨離は着ている服・売る服・捨てる服に分ける
服は消耗品です。
高い服ほど「長く愛用していきたい、ずっと使っていきたい」と思ってしまいますが、気づかないうちに服は消耗されていて、収納しているだけでも確実に劣化しています。
なので定期的に服を捨てる作業を行う必要があります。
今まで服を捨てて来なかった方は結構な量の服が溜まってしまっているのではないでしょうか?
ここでは服の断捨離を繰り返した私がたどり着いた、溜まってしまった服を手放す基準について紹介していきます。
服の断捨離時に参考にしてみてください。
着ている服(手放さない服)の基準
まず、現在着ている服だけを選定します。
ポイントはこれから着るか着ないかではなく、実際に着ているかどうかです。
服が汚れていようが捨て時だろうが、過去1年に着た服を確保しましょう。
そうすることで実際の服の必要量が把握できます。
そして普段、少ない量で着まわせていることにも気づけました。
今着ている服を確保できたら、あとは不用品として処分しても困ることはありません。
不用品は売るか捨てるかの判断を行います。
売る服の基準
今や、フリマアプリや買取業者を利用して、不要な服を売るという選択が出来る世の中になりました。
とはいえ、服が大量にある場合は、フリマアプリで服を売ろうとすると出品に時間が掛かり、かなりの手間になります。
また、フリマアプリの場合は売れるまで不用品が家にある状態となってしまうので、片付けが思うように進みません。
大量の服を断捨離したい場合は、服をまとめて売れる買取業者に絞った方が、断捨離が手っ取り早く進みます。
買取業者に服を売るときはちょっとお小遣いになればいいな~という気持ちで売りましょう。
また、売る服の基準は美品かどうかの状態で考え、ブランド品であるかどうかは考慮せずに選定していきます。
服のブランドについては考えない!
- 新品タグ付きのもの
- キレイな状態の服(シミや汚れ・傷・色褪せ・日焼け等がない美品)
とにかく状態が良いもののみを売るものとして厳選します。
状態が悪ければブランドものであっても値段は大体の場合つきません。
「これはブランドのものだから売れるかも」と考えている時間が勿体ないので、ブランドについては考えずに選定していきます。
注意ポイント
シャネルなどのハイブランド品は別で、ハイブランド専門の買取業者に売ることをおすすめします。
どんなブランドも買取OKな買取業者を選ぶ
トレファクスタイルはタグがついていて状態が酷くなければ大体の服を買い取ってくれます!
値段が付かない場合もそのまま処分してもらえるので断捨離時に便利です。
売る服を選定したら、その服を買取業者に引き取ってもらいましょう。
売りたい服の量が多い場合、どんな服のブランドでも買取OKな買取業者であれば高めの値がつきます。
ルミネで買ったブランド品だったら1,000円以上になったこともあるので、買取金額についても満足のいく業者です。
楽をしたいなら、段ボールに詰めて引き取ってもらえる宅配買取が手っ取り早くて便利でおすすめです。
段ボールなどの梱包材を無料で提供している買取業者を選べばより楽ちんです。
梱包材無料の買取業者
ただし、ファストファッション・ノーブランドは買取不可
捨てる服の基準
着ている服に該当しなくて、売る服でもない場合は捨ててしまいましょう。
私は着古した服はもちろん、高かったけど全然着ていない服、流行遅れの服などを捨てました。
とにかく今実際に着ている服だけ残して、あとは全部捨てることにしました。
未練が残るものは売るを選択すれば気持ち的に楽です。
服の断捨離時にどうしても服を高く売りたい場合は
クローゼットの収納スペースにも時間にも余裕があって、数着のみを手放したいときは、売ることをおすすめします。
服を売りたいときに一番高く売れる方法はやっぱりフリマアプリです。
ただしフリマアプリは送料や手数料が掛かるため、買取業者に売った方が高い場合もあります。
フリマアプリで服を売る場合は送料と手数料を事前にチェックして値段を設定する必要があります。
フリマアプリでも買取業者でもこれからのシーズンものが高く売れます。
そのため、シーズンオフの服で今すぐ手放したい場合は捨てたほうが賢明なこともあります。
どうしても高く売りたいのであれば場所に余裕がある限りシーズンが来るまで待ったほうが良いでしょう。
フリマアプリ【メルカリ・ラクマなど】で高く売る方法
フリマアプリはメルカリ・ラクマ…、最近ではペイペイフリマなどがありますね。
その中で手早く売りたいなら多少手数料が高くてもメルカリの方がすぐに売れるのでおすすめです。
ラクマは手数料が安いのですがラクマで売るより高めの値段設定にしてメルカリで出品しても売れることもあります。
フリマアプリに慣れている人であれば、メルカリ・ラクマで同時出品して、ラクマで購入申請ありにしておくと購入者が見つかりやすく便利です。
ラクマの出品が購入申請ありになっていれば、メルカリ・ラクマの両方で売れてしまっても、ラクマ側の購入申請を却下できるため、Wブッキングにならずに済みます。
フリマアプリで高く売るなら写真が重要になります!
服を出品するときは服の写真・着用画像があると売れやすいです。
タグが気になる人も多いので、服のタグの写真を撮ることもおすすめです。
新品タグ付きなら写真に載せるとより購入者の購買意欲が増します。
インスタの写真を参考に小物などを置いたコーディネート例つきの画像を撮れれば、高めの値段設定にしても売れていきます。
余裕があればこんな売り方も!
- 衣類についているボタン(予備ボタンも)をハンドメイド用としてまとめ売り
※デザインされたボタンなら10個900円で売れました! - ノーブランド服や古着はハンドメイド用の布として切り取り出品
フリマアプリは自分で値段設定できますし、まとめ売りやセット売りなどのアイデアで高値で売れることもあります。
ラクマの場合、出品キャンペーンを利用すれば出品するだけで300円分の楽天ポイントがもらえるので、ポイ活している人にもおすすめです。
基本的に売るのは新品や未使用品ですが、数回着てキレイなものも売ります。
トラブルが面倒なので服の状態はしっかりチェックし、シミがあった場合はしっかり記載します。
シミや汚れは最低1か所までで、それ以上シミを見つけたら宅配買取を利用するか捨てるかします。
買取業者を利用する場合に高く売る方法
買取業者の買取査定を高くしたい場合は、服の汚れやシワをしっかり取ることで大きく変わります。
私は一度しわしわの状態で服を売っていたのですが、その時は値段が付かないことが多く、10~50円つけばいい方でした。
でもしっかりアイロンかけして持っていったら100~500円くらいの値段が付くことが多くなりました。
また、臭いがついているとマイナスに査定されてしまうので、一度風通しの良いところで干して臭いをとることをおすすめします。
ちょっとした手間なので、高く買い取ってもらいたい場合は試してみてくださいね。
服の断捨離をした後は服の保持数を調整していく
服の断捨離が終わったら実際に着ている服だけでしばらく着まわしていきます。
自分がどんな服を好んでいるのか、どんな服なら管理できるのかを分析しつつ、今後の服選びの参考にしていきます。
また、新しく服を買うときのルールも設けます。
- 服が汚れたり古くなった時に新しく買い替えて捨てる
- 1着買ったら1着捨てる
- 服を買うとき同時に1着以上買わない
- 試着をして失敗しないように気を付ける
さらに私は、もっと服の量を減らすために着まわしやすいアイテムを選ぶようにし、似たアイテムは買わないようにしました。
今は必要以上に服が増えることもなく、1回も着ることなく捨てる服も減りました。
服を買う頻度が減ったおかげで、節約効果も大幅にアップし、手取り14万円でも苦しくなりません。
服の断捨離により被服費が家計も圧迫していたことにも気づけました。
服は消耗品なので1回の断捨離で終わることなく、生きている限り服を捨てる選択は続けなければならないことです。
なので服を捨てる時に後悔しないように、賢い服選びをしていきましょう。