先日、高級旅館に滞在するだけの旅をしてきました。
今回宿泊した高級旅館はホテル仙景の離れ山家荘です。
期間限定37%OFFになっていたので、とてもいいお部屋にお安くお泊りできました。
ちなみに独り身なのでひとり旅プランです。
金額は27,500円だったのですが、楽天トラベルで予約したので、楽天カード所持者限定の1,000円割引クーポンを使用して26,500円で宿泊出来ました。
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今回の記事では、ホテル仙景の離れ山家荘~苅萱~のお部屋を詳しく紹介していきます。
古民家一人暮らし体験?!離れ山家荘は一軒家のような部屋
今回泊まった宿泊施設はホテル仙景の隣にある、離れ山家荘の一部屋です。
離れは見事な日本庭園の中に5棟点在し、24時間入れる貸切露天風呂を使用できます。
部屋と言っても平屋の一軒家のような場所に滞在することとなるので、古民家暮らしを体験しているかのようでした。
私が泊まった離れは『苅萱』という和室6畳+次の間4畳付きのお部屋です。
苅萱より広い部屋も選べたのですが、苅萱のおこもり感が魅力的で惹かれてしまいました。
玄関
さっそく、一軒家客室の中に入っていきます。
玄関です。
和紙に包まれた照明の優しい明かりが、とっても落ち着きます。
一軒家の玄関のように段差がしっかりあります。
顔をあげるとこんな景色が。
玄関に飾られた色紙が素敵です。
玄関の小窓からは、日本庭園を望むことが出来ます。
玄関は檜を使っているのか、木材のいい香りがすごく漂っていました。
檜特有のチョコレートに似たような甘い香りもふわっとしてきます。
玄関から贅沢さを感じます。
リビング
優しい明りで出迎えてくれた玄関から、リビングルームへ入ります。
公式サイトの写真で見た通り、おこもり感が漂っているお部屋です。
照明は少し暗めですが、それがおこもり感を増していて良いです。
茶室のような部屋です。
特に天井が趣のある造りとなっているので、より和の雰囲気を感じられ、非日常感を味わえます。
テレビなどの電化製品は控えめな場所に設置されています。
壁に飾られた扇子と華が高級感を出しています。
冷蔵庫もこっそり置かれているので、和の雰囲気を邪魔することはありません。
冷蔵庫には無料の水が2本、有料のビールとソフトドリンクが入っていました。
電化製品はここに1つにまとめられています。
テレビ、電話、金庫、湯沸かし器があります。
こちら側の景色は和と、自然の景色を堪能できるようになっています。
鏡はレトロ感があり、まるでタイムスリップしたような気分になります。
箱根の特産品である寄木細工で小物が統一されているのも良いですよね。
こちらは調理器具などが入っていました。
お茶セットはこんな感じです。
なんだかいい雰囲気のティーバッグ3つ入っていました。
とはいえ、お茶は女将さんが入れてくれるので、私はここのお茶セットは使いませんでした。
テーブルは掘りごたつです。
冬場はここから出られなくなりそうですね。
9月の夏場に訪れたため、この時はこたつ布団はとっても薄い生地でした。
この部屋に宿泊しようと決め手になったのは、こちらの天井です。
この茶屋っぽい雰囲気が本当に好きです。
宿に滞在中、ぼーっと天井を眺めて満足できるくらい気に入りました。
ちなみに窓は開けることが出来ます。
障子をよけてガラス窓だけにすれば、自然豊かな景色を存分に愉しめます。
さらにガラス窓を開けば…。
せせらぎが流れる小さな庭を堪能できます。
なんだかディズニーランドのウエスタンリバー鉄道を思い出しました。
様々な雰囲気をひたすら楽しめます。
そしてリビングの隣にもう一部屋…。
寝室が別にあるのです。
寝室
こちらが寝室です。
もう一部屋あるなんて贅沢過ぎますよね。
寝室は窓が2つついていて、障子を開ければ景色を楽しめます。
障子を開けるとこんな景色です。
岩だらけですが、コンクリートジャングルの景色とは違って、この景色は癒されました。
縁側も設置されているので、窓を開けて外に出ることも可能です。
ちょろちょろとせせらぎの音が聞こえます。
岩のおかげで風は優しくなびき、涼しさも感じられて心地が良いです。
上には木々があるので森林浴にもなります。
庭にある照明がまたいい雰囲気なんですよね。
寝転がりながらぼーっと森林浴できるので、思い切り自然を感じて癒されました。
反対側の窓からの景色です。
狭いけどちゃんと見栄えの良い中庭です。
クローゼットはここにあり、浴衣などはココに置かれていました。
浴衣はチェックインの時に女将さんがわざわざ出してきてくれます。
寝室には扇風機、蚊取り線香がありました。
立派な置物もあります。
丁度照明が当たってオンステージみたいになってますね。
寝室のスイッチカバーは寄木細工が使われていました。
ちなみにリビングのスイッチカバーは一般的なものでした。
夕飯のデザートが運ばれたときに布団を敷いてもらいました。
布団はふかふかで心地が良かったです。
リビングと同じく天井も趣があります。
私は仰向けの姿勢で寝るので、天井に雰囲気があると、癒されます。
ただの天井よりも、こういった趣のある天井だと目が覚めた時に「ああ、旅館に泊まってたんだ」とすぐに思い出せて幸せな気分になれます。
朝起きてすぐ森林浴をしました。
ただひたすら静かで、自然が奏でる音だけが聞こえてきて、頭を空っぽにして深呼吸することが出来ました。
疲れた体にめちゃくちゃ沁みる時間を送れました。
トイレ
リビングと寝室の間にはトイレがあります。
トイレは田舎のおばあちゃん家風です。
手ぬぐいとトイレットペーパーストックカバーが良さげですよね。
ちょっと狭いですが、一人なので扉全開で入るため問題ありません(笑)
廊下
一軒家な客室なので廊下も見応えがありました。
廊下は古民家に住んでいるような気分にさせてくれます。
旅館であることを忘れそうです。
私はこの天井がすごく気に入りました。
木材の香りが漂っていて、すこし甘いんですよ。
木の匂いってちょっと甘さがあって好きなのです。
照明も雰囲気が出ていて素敵です。
こっちの奥には階段があります。
階段の踊り場には掛け軸が飾られていました。
客室にこんな階段があるなんて、なんかワクワクしちゃいますね。
階段を下りていくと窓がありました。
窓からは日本庭園の路地裏が見えます。
隠れ家っぽくて良い景色です。
階段を降り切ると、扉がありました。
これは勝手口のようで、日本庭園の小道に繋がっていました。
迷路のようで楽しめました。
色んな場所で庭園を楽しめるところが魅力的です。
脱衣所
階段を降り切ったところには洗面所があります。
寄木細工を使った小物や、趣のある洗面台がありました。
鏡はどこか古き良き銭湯っぽさを感じます。
洗面台はお花も飾られていて清潔感があります。
こっちには鏡とドライヤーが。
ドライヤーはパナソニック製で使いやすかったです。
そしてまた、窓がありました。
窓を開けると見事な日本庭園が!
この日本庭園は隣の客室用みたいです。
2つも庭園を見れて得した気分です。
お風呂
こちらは部屋についているお風呂です。
蛇口からは温泉が出てくるので、部屋でも温泉を楽しめます。
窓からはちょっとした庭の景色が楽しめます。
萱刈の部屋風呂は1人サイズの檜風呂でした。
部屋によっては岩風呂もあるそうです。
ボディソープやシャンプーはDHCのものでした。
大浴場は馬油のボディソープやシャンプーで、そっちの方が質が良かったです。
良いもので髪や体を洗いたいなら大浴場がおすすめです。
庭
最後は庭を紹介します。
離れの客室だからこそ楽しめる庭にはせせらぎがあり、間接照明が温かみのある雰囲気を演出しています。
斜面にあるので岩に囲まれていますが、おこもり感があって私は好きです。
夏だったので岩からの冷たい空気も心地よく感じられました。
縁側から見える庭の景色です。
離れはとても静かで人気もなく、静寂を愉しむことが出来ます。
離れは5棟しかなく、今回は私含めて3組の宿泊だったためかすごく静かでした。
ゆるやかなせせらぎや鳥や虫の鳴き声があって、とても心地が良かったです。
庭から部屋を見てみると、なんだかとっても贅沢な場所に泊まっているなぁとしみじみ感じました。
いつかこういう家に住みたいです。
部屋のアメニティやサービス
お部屋でのサービスやアメニティも紹介していきます。
まず部屋について出されたお茶とお茶菓子です。
お茶菓子は栗のような餡が入った栗しぐれのような和菓子でした。
アメニティも充実しています。
手ぬぐい、歯ブラシ、櫛、シャワーキャップの他に、メイク落とし・洗顔・化粧水・乳液のセットもあります。
大浴場や露天風呂にもメイク落としや洗顔料はあったので、アメニティで出された分は使わずに持ち帰りました。
ティーバッグも3種類あり、こちらも使わずに持ち帰りました。
着るものは浴衣と作務衣が用意されました。
作務衣は浴衣より乱れにくくて出歩くのに丁度良かったです。
バスタオルは2枚用意してもらえました。
冷蔵庫の中には無料のお水2本がサービスでありました。
ビールやソフトドリンクは有料です。
また、部屋以外に離れ宿泊客専用の茶室があり、そこでネスプレッソマシーンや炭酸水・ソーダが無料で飲めました。
ホテル仙景の離れ山家荘~苅萱~は、古き良き日本を満喫できる部屋だった
ホテル仙景の離れ山家荘の公式サイトの部屋写真を見た時、「今までと違った雰囲気を楽しめそうな部屋だな」と感じました。
想像通り、今まで泊まってきた宿とは違う雰囲気を堪能できました。
古民家に住む体験をしているようで、客室だけでも十分旅が楽しめるのです。
木材の香りも良く、静寂の中に自然の音があり、天井までもぬかりなく和を感じられ、五感すべてで癒されました。
ホテル仙景の離れ山家荘の客室ではwi-fiが使えず、使うのであれば入口の茶室を利用しなければなりません。
でも、それが逆に良かったのです。
スマホをあまり弄ることが出来ないから、客室の雰囲気や自然に集中していられます。
スマホ依存気味だったのをやめたかったので、逆にwi-fiが使えないのは良かったのです。
温泉だけでなく客室の雰囲気でも癒されてしまいました。