3年ぶりくらいに高級旅館へひとり旅をしてきました。
場所は箱根の強羅温泉で、2021年5月20日~21日の平日に1泊です。
神奈川県民なので同県内の旅行です。
高級旅館へのひとり旅は3年ぶりなんですが、やっぱり独り占めできる温泉宿は最高です。
「これだからひとりをやめられない…」と独身貴族を謳歌してしまいました。
今回の旅の目的は『自己肯定感をあげて癒されること』
今回旅行するにいたった理由は疲れがたまっていたからです。
デスクワークでひたすらパソコンに向かっての作業の繰り返しで、自分がロボットになったような気分でした。
淡々と仕事をこなし、バイトの給料に関する評価もなかなか上がらず、推しのライブには落選続きで「私って生きていて良いんだろうか…」と思ってた時に、「こんな時は高級旅館に泊まろう」と思ったのです。
デスクワークで体がバッキバキに凝ってたのもあるんですが、精神的なつらさが酷く、誰かにもてなされて頑張りを認めてほしかったんですよね。
その願いは高級旅館へお金を使えば叶うのです。
高級旅館に何度かひとり旅をしたことがあるのですが、ケチらず25,000円以上の露天風呂付き客室プランを選ぶとめちゃくちゃ満足できるおもてなしを受けられます。
露天風呂付き客室であれば他のお客さんに出くわすこともほぼなく、料理も部屋食になるので、誰に気を遣うこともなくひたすらおもてなしを受けられるのです。
お金は生活費を節約して浮いたお金から捻出します。
今回泊まることにした『華ごころ』の場合は12歳未満のお子さんは予約が出来ない大人の隠れ宿のため、独り身にはかなり安心して向かえる宿でした。
別に子供が嫌いというわけではなく、既婚者マウントとか独身のみじめさとかと無縁になりたい故に、大人だけの空間を求めてしまうのです。
希望としては静岡の伊豆に行きたかったんですが、コロナ禍でもあるので近場の箱根・強羅温泉にしました。
同じ沿線の電車で1本なのでかなり近場旅です。
13:30~箱根登山鉄道終点の強羅駅到着
神奈川県内といえど、私の住む神奈川県から箱根の神奈川県は端と端みたいなものなので、2時間ほど掛かりました。
とはいえ乗り換えは2回しかなく、しかも全て同じホームで行われたためすごく楽です。
着いたのは1時半で丁度お昼時でした。
宿泊先の旅館の送迎が3時からだったので、それまでは強羅駅周辺でお昼を食べて、軽い散歩をして過ごしました。
お昼ごはんは強羅名物の田村銀かつ亭の豆腐カツ煮定食
お昼ごはんは強羅名物となっている田村銀かつ亭の豆腐カツ煮定食を頂きました。
こちらの豆腐カツ煮定食はテレビでも度々取り上げられ、店内には芸能人のサインも沢山飾られています。
豆腐カツ煮定食は多少物足りなさがあるものの、サクサクした衣と豆腐の滑らかさが美味しくてたまりません。
豆腐の間には挽肉が挟まっていてジューシーさもあります。
豆腐カツ煮定食を頂いたあとは強羅周辺を散歩しました。
駅近くには強羅公園という観光施設もあるのですが、入場料500円+雨が降っていたので入らずに終えました。
その代わり豆腐カツ煮定食を食べた田村銀かつ亭の隣にある、銀かつ工房で銀豆腐の豆乳ソフトクリームをいただきました。
これが普通の豆乳ソフトクリームとは違って大豆の甘さが強くめちゃくちゃ美味しかったです。
おすすめです。
豆乳ソフトクリームを食べていたら宿から送迎車の用意が出来たと電話があったので、強羅駅を後にしました。
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宿泊先は【和の宿・華ごころ】ひとり旅プランで夕朝食に貸切露天風呂付
今回の旅行の要は高級旅館に泊まることです。
ひとり旅専用プランがあった和の宿『華ごころ』という旅館に宿泊しました。
部屋が一人にしては広すぎる+景観最高なお部屋です。
気に入ったのは寝室で、将軍様気分を味わえます。
さらに貸切露天風呂は一部屋に一つ用意されていて、滞在期間中は独り占めして入りたい放題です。
岩盤浴もあったので、温泉に入った後は岩盤浴で寝転びながら休憩、ということを繰り返してました。
お風呂場にお水も用意されているから水分補給も簡単にできます。
強羅の温泉は白濁湯で硫黄の匂いも強くクセがありますが、デスクワーク疲れで固まった体をほぐしてくれました。
しばらく鉄を含んだ硫黄の匂いが肌についてましたが、温泉の余韻が残って癒し効果が継続して良かったです。
料理も豪華な懐石料理で山の幸と海の幸を贅沢にいただきました。
2ドリンクサービスでビールを2杯と一緒にひとり酒です。
仲居さんがカタコトで可愛く、とても親切なおもてなしをしてくれたのも良かったです。
あいにくの雨で景色は残念でしたがとても快適な宿でした。
子供12歳以下はこれない宿なのでとても静かなうえに、あまり人と遭遇しないから人離れしたい時にぴったりの宿でした。
「いつも一人暮らしのくせにそれでも1人になりたいってなんだよ?」
と思われそうですが、一人暮らしでも隣人の生活音とか聞こえてくるし、仕事の人間関係もあるから離れたくなるんですよ。
そして私が主役のようにひたすらおもてなしされたい気分でしたから、対等な立場にあたる他の客とか見たくないんですよね…。
ひたすら私を気持ちよくしてほしい、そんな気分の時に高級旅館とか行きたくなるのです。
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生憎の豪雨で箱根土産は買えずに直帰しました
2日間ともあいにくの雨でした。
1日目はまだ小雨でしたが、2日目は土砂降りで、強い風も吹き荒れていました。
本当は銀豆腐屋さんでお土産用の豆腐を買いたかったのですが断念して帰りました。
他に欲しいお土産は特になかったので、箱根土産なしで帰りました。
在宅ワークで人に合わないから誰かにあげる必要もなく、お土産なしでも困りはしないんですけどね。
ただ、帰りの箱根登山電車は車内がガラス張りで箱根山の景色がよく見えました。
景色の思い出をお土産に出来たので良かったです。
平日なので空いていて、近場だったから移動も楽でした。
近場旅行だと移動がつらくないのも魅力です。
けど「旅行してきた~」という実感が薄く、若干物足りなさも残りました。
早くコロナが落ち着いて、静岡の伊豆まで行けるくらいにはなりたいです。
やっぱり高級旅館は最高!
ということで、またお金が貯まったら高級旅館癒されひとり旅を計画したいと思います。
強羅掲載・箱根のガイドブック