2021年5月20~21日に、強羅温泉・和の宿『華ごころ』へ一泊二日してきました。
今回の記事では『華ごころ』で出た夕食・朝食について詳しく記事にしていきます。
どれもこれも美味しくて、お代わりもお願いして完食したほどです。
今回は2ドリンクサービス付きプランだったのでエビスビールもついてきて豪華な食事を楽しめました。
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【夕食】和の宿『華ごころ』の創作懐石料理
夕食は部屋食で、コロナ感染症対策により1品ずつではなく、3回にわけてまとめて食事が出されるようになっていました。
20分間隔で食事が出されました。
まず最初に運ばれてきた食事です。
豪華な海の幸が目を惹くお盆です。
第2弾はローストビーフや鴨肉など、お肉メインです。
ご飯とお味噌汁はお代わりが出来ました。
2ドリンクサービスでは、ビール・赤ワイン・白ワイン・ソフトドリンクから選べます。
本当は日本酒があれば日本酒がよかったのですが、なかったのでビールにしました。
ビールはエビスビールでした。
食べてから思ったのですが、1杯目白ワイン・2杯目赤ワインの方が合いそうでした。
前菜:6品
前菜は、以下6品です。
- 昆布〆真鯛黄身酢
- 筍白和え
- 島らっきょ胡麻豆腐のせ
- うるい酒盗和え
- 独活(うど)きんぴら
- 厚揚げ利久煮
山の幸たっぷり使った創作料理の数々です。
見た目もキレイですし、淡白で品のある美味しさでした。
この中でも筍白和えが美味しくて気に入りました。
向付:海しだい妻色々
向付のお刺身は4品です。
マグロと甘鯛とホッキ貝とイカです。
そして飾りの華は食べることが出来ます。
お刺身は食感がとてもよく、鮮度の良さを感じました。
新鮮な刺し身とビールは相性抜群で進みます。
飾りの華も食べたのですが、華の香りがほのかにする程度で食べやすかったです。
こちらも良いビールのおつまみになりました。
陶板:渡り蟹蟹味噌焼き
渡り蟹蟹味噌焼きは見ての通りカニ味噌が主役です。
これが最高にビールに合うのですが、今思えば日本酒、せめて白ワインで飲めばよかったです。
カニ味噌にはネギ・カニのほぐし身も入っていて、カニ味噌の味をより深く堪能できます。
カニ味噌だけでなく、カニの甲羅や脚には切れ込みが入っていて、身も食べられます。
小さいカニなので身は少なかったのですが甘くて美味しかったです。
蒸物:甘鯛桜蒸し桜麩青蕗からみ糸賀喜
懐石料理の中でも私は蒸し物に旅館の個性を感じるから、密かに楽しみにしていた料理です。
華ごころの蒸し物は桜色のもち米の中にほぐし身の甘鯛が入った団子状のものでした。
桜餅のように葉がついているのも美しいですし、添えられた青蕗からみ糸賀喜や桜麩も美しいです。
甘鯛のほぐし身はもちもちの桜色の餅米の中に入っています。
とろみがかった出汁のあんがまた美味しかったです。
鍋物:合鴨けんちんうどん
鍋物の正式名称は、鶏白湯仕立て鶏団子鶏正肉合鴨きねうちうどん九条けんちん野菜一式です。
長いので合鴨けんちんうどんにタイトルをつけときました。
合鴨は鴨特有の旨味がぎゅぎゅっと濃縮されていて美味しかったです。
お出汁はまろやかさがあって飲みやすかったです。
けんちんうどんも入っているから結構お腹にたまりました。
うどんもつるつるで美味しく、野菜から出た出汁も甘味があって最高です。
洋皿:佐賀牛ローストビーフ添え野菜
良いお肉を使っているローストビーフの肉の旨味と言ったら恐ろしかったです。
スーパーのローストビーフがなんなのか疑問に思うほどです。
肉のうまみがぎゅ~~っと詰まっていて、噛めば噛むほどジューシーで、食感も柔らかくたまりません。
油皿:ハマグリと旬野菜のかき揚げ・花さつま
あまり揚げ物として馴染みのない、蛤やさつま揚げを使った天ぷらが出てきました。
蛤はかき揚げになることで貝の旨味がギュギュっと濃縮され、蛤の旨味を濃く感じられます。
食感もかき揚げにすることで新鮮に感じられました。
花さつまはふわふわの食感にサクサクの衣がついて楽しめました。
見た目も可愛く、味も旨味があって美味しかったです。
口替り:手造り蒟蒻酢味噌
手作りの刺身こんにゃくはクセがなく、つるんとしたこんにゃくの食感をそのまま楽しめます。
酢味噌がまた美味しくて日本酒が飲みたくなる味です。
食事:新潟県産コシヒカリ
このご飯がもう最高に美味しすぎました。
米本来の美味しさ、私が日本人をやめられない理由がまさにこれです。
ただでさえ美味しいお米をたぶんかなり良い釜で炊いているんだと思います。
高級旅館に泊まる時、いつもお米が楽しみなんですよね。
ここもすごく美味しいお米で、おかずがより美味しくいただけました。
お米でビールが進むほどの美味しさでした。
ちなみにお米はお代わり可能です。
止椀:赤出し
久しぶりにちゃんとしたお味噌汁を飲んだなぁと思えた赤出汁…。
味噌の深い味わいになめこのとろみが絡んでしょっぱさがまろやかになっていました。
お代わりが出来たのでお願いして2杯飲みました。
出汁ではなく、味噌を主役にした赤出しこそ、真のお味噌汁だと痛感させられる美味しさです。
香の物:いぶりがっこ・白菜檸檬漬け・野沢菜刻み
お漬物は野沢菜・白菜・いぶりがっこでした。
いぶりがっこ大好きなので嬉しかったです。
程よい塩気で塩梅が丁度良く、とても美味しかったです。
水菓子:かしわ餅・ずんだ餅・三色ケーキ
本来なら桜餅だったそうですが、仕入れの都合でかしわ餅とずんだ餅になっていました。
かしわ餅はかしわの味が沁みついてて野草の風味が強く甘じょっぱくて美味しかったです。
ずんだ餅と三色ケーキは普通の味でした。
飲み物はコーヒー・紅茶・日本茶のいずれかが選べ、今回は紅茶をいただきました。
【朝食】和の宿『華ごころ』の山の幸・海の幸たっぷりの料理
朝食も部屋食です。
仲居さんが1品ずつ料理の説明をしてくれました。
旅館らしい朝食内容です。
様々なおかずが乗っている黒いトレーが良い感じです。
アジの干物は小ぶりです。
この中で一番美味しかったのは生姜の佃煮で新潟産コシヒカリと一緒に食べると最高でした。
もう片方のお盆には豆乳鍋、サラダ、玄米茶、ご飯のお代わり用の御ひつがあります。
ご飯は茶碗3杯分です。
豆乳鍋は豆腐になっていました。
出来立ての豆腐の美味しさを堪能できます。
かなりとろっとろで大豆の甘味が強く美味しかったです。
食後のデザートにプリンとコーヒー
朝食を食べ終わった後、なんと食後のデザートまで出てきました。
デザート付とは知らずに「え、食べれるかな…」と思ったのですが、ぺろりと食べてしまいました。
コーヒーとの相性が良い、老舗の喫茶店のようなデザートセットでした。
ちなみに飲み物はコーヒー・紅茶・日本茶のいずれか好きな物を選べます。
コーヒーのお代わり時に杏仁豆腐もついてきた!
コーヒーはお代わり可能だったのですが、その時にサービスで杏仁豆腐もいただきました。
夕ご飯も朝ご飯もお代わりしたうえで全て完食したからなのかな、と思ったり。
杏仁豆腐はとろとろで美味しかったです。
朝食でかなりお腹いっぱいにはなっていたのですが、デザートは別腹みたいで美味しく食べられました。
32歳女でも完食できる量と美味しさ!
旅館のご飯と言えば多すぎて食べれないものですが、今回はすべて完食できました。
かなりお腹は苦しかったんですけど、本当に無理な時は残してきたので、それを考えると丁度良い量だったのかなと思います。
しかも私お代わりやビール2杯飲んだりしてますからね。
どれもこれも美味しいから食がとても進みますし、幸せになります。
やっぱり旅館のご飯は最高でした。
旅行記まとめ
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【箱根強羅温泉】貸切露天風呂付き高級旅館へ女一人旅【2021年5月20~21日】
場所は箱根の強羅温泉で、2021年5月20日~21日の平日に1泊です。 神奈川県民なので同県内の旅行です。 高級旅館へのひとり旅は3年ぶりなんですが、やっぱり ...
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強羅掲載・箱根のガイドブック