毎日、朝と夜に片付ける習慣をつけてる元汚部屋住人のたぴです。
片付ける習慣+物を減らしたから、散らかる物もほぼありません。
おかげで大半は綺麗な部屋の状態で過ごせてます。
でも「三つ子の魂百まで」という諺があるように汚部屋に戻りなくなる時があります。
物が散らかった生活臭のある景色を見ると、この家で生きていると思えて妙に安心するのです。
敷き布団生活になったら、布団を片付けるまで散らかったように見える
在宅勤務になってから、部屋を広く使いたくてベッドを解体して敷き布団生活をはじめました。
布団を仕舞う作業をサボると、あっという間に部屋は散らかります。
いつもはそれが嫌ですぐに布団を片付けるんですが、今日はなんとなく、そのままで過ごしたくなりました。
散らかった部屋で過ごしたくなったんです。
コロナで自粛が続いてるからかもしれないけど、敢えて汚部屋を楽しみたくなったんです。
ぐしゃぐしゃの衣服、散乱したクッション、掃除用具のコロコロ、机の上には缶とコップ……。
量は少ないけど、あらゆるジャンルの物が点在していると散らかって見えます。
特にぐしゃぐしゃになった衣服や布団は目立ちます。
汚部屋状態の部屋で、テレビを流しサワーを飲む
散らかった部屋で、酒を片手にダラダラとテレビを見ました。
おっさんみたいな行動をすると、なぜだか満たされるときがあります。
今日がまさにそんな日でした。
私はエンターテインメントとして見るのであれば、ごちゃごちゃしたインテリアが好きです。
物が多い部屋に住む女の子のルームツアーが大好きだし、ダメ親父の汚い部屋を見るのも好きです。
女の人の部屋よりも数倍汚い部屋にできる親父たちは、関わりたくはないけど、動画で見る分には面白くて興味深いのです。
片付いた部屋に住みたいから物を減らした私だけど、本当はごちゃごちゃしたものが好きみたいです。
だから散らかった部屋で過ごしたくなる時が来るのかもしれません。
酒を飲むとダメな人間にオツなものを感じる、私はどうなりたいのか
基本的にしっかり生きたいと思うけれど、どこかでダメ人間に魅力を感じてしまいます。
手取り14万円生活が楽しいのも、堕落者のように感じるところがあるからです。
汚い部屋でお酒を飲むとダメ人間に浸れる気分になって、「人生楽しんでいるなぁ」と、酔いしれてしまうのです。
さらにこの日は、ラクマで購入した一日外出録ハンチョウの漫画が届いたので読みました。
クズなのに充実した1日の外出録にワクワクしてお酒が進み、2缶目に突入…!
読みながら、25歳の時にピースボートに乗って、カイジの作者である福本さんがいたことを思い出しました。
クズを描いてるとは思えないほど、紳士的な方でした。
そんなこんなで、今日はクズに徹する日にしました。
吹っ切れてクズに徹すると楽しくてエンターテイメントのひとつになります。
誰にも会えない、どこにも行けない、そんなご時世だからこそ、敢えてクズになる日があっても良いのかもしれません。
そんな私がふとYouTubeにアクセスしたら、堕落論(著:坂口安吾)の解説動画がおすすめに出てきました。
頭空っぽにしようと思ってたのに、動画のせいで「一度クズになったら本質に気づけるのか…?勤勉なのは洗脳を受けていたせい?!」などと難しいことを考え出してしまいました。
もっとお酒飲んで頭空っぽにしたい、と思っても頭痛が先に来ちゃってもう飲めません。
我に返った私は部屋を片付けましたとさ。
汚部屋で過ごすクズな1日、……おしまい。