家賃7万円ですが、他を節約しているおかげで月14万円で暮らせています。
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今回は日用品費の節約について紹介したいと思います。
日用品費って様々な商品が対象になりますし、カテゴリー分けしにくい項目でもありますよね。
その結果、日用品費という名の使用不明金が出来上がってしまうこともあるのではないでしょうか。
私自身も、日用品費のやりくりが上手くいっていなかったときは「毎月何に使ってるんだ?」と頭を捻るほどの日用品費の額になっていました。
何に使ったかいまいちわからなかったため、予算立てもうまくできませんし、節約もうまくできませんでした。
けれど今は日用品費3,000円の予算でしっかりやりくりができるようになっています!
日用品費の正しい分類の仕方、予算オーバーになってしまう原因などを見ていくと、日用品費が何故か高い理由に気づけますよ。
日用品費とは?
日用品費は人としての生活を送る上で必要になるものの費用のことです。
ドラッグストアに売っている飲食物以外のものを日用品にすればわかりやすく分類できるかと思います。
総務省統計局による家計調査では男性が2,500円、女性は8,000円を日用品に掛けていることがわかっています。
女性は生理用品やら化粧品やら冷え対策グッズやらと色々必要になってきますから、男性より嵩みますよね。
日用品費をどうカテゴライズすると家計管理しやすい?
日用品の分類だけど自分がお金を掛けたいものについては、日用品費とは別の予算を立てることをおすすめします。
例えば、文房具を集めることが好きであれば日用品費とは別に文房具費を予算立てする。
コスメや化粧品などの美容品にお金を掛けたいのであれば、日用品費とは別に美容費を予算立てする。
日用生活に必要な日用品と、自分の人生を豊かにするための日用品の予算を分けるんです。
こうすることによって家計管理がしやすくなります。
日用品費の支出が気づけば高くなってしまう理由
私は以前、コスメを除いた日用品費に月最低6,000円は掛かり、すごい時には15,000円になったこともあります。
一人暮らしなのに流石に日用品買いすぎだろ…と反省しています。
日用品費で買ったもの
色々な掃除用品を試したり、コットンや身だしなみ用品にお金を掛けたり、肩こり腰痛対策グッズ・使い切れない文房具類・生理痛用の痛み止めを複数ストックするなどしてました。
今は日用品費は月1,000円~3,000円くらいです。
買いすぎだった当時を振り返ると、無駄な日用品が半分以上を占めていたんですよね。
この記事を読んでいるみなさんも、無駄な日用品を買ってしまっている自覚が薄っすらとでもあるのではないでしょうか。
なぜ、日用品費が高くなってしまうのか、その理由を探っていきたいと思います!
必要な日用品以外にもついで買いをしがち
日用品費が予算オーバーしやすい理由についで買いをしやすい点があげられます。
例えば電池が必要になって買いに行くと、電池以外にも「あ、そういえばカミソリも必要だった。お菓子も食べたい…」とついでに別のものも買ってしまいませんか?
お菓子なんて買い物に来なければ買ってなかったでしょうし、カミソリも家に帰ってみたらストック品があった…等、その場の思い付きで購入すると失敗しがちです。
「1個だけ買うのはなんだか恥ずかしい」
「せっかくお店に来たのだから他にも必要なものを買おう」
日用品は生活感がある物かつ単価が安いため、購入時についで買いしたい心理が働きやすく、目的のもの以外を購入してしまうのです。
日用品が必要になる機会は多いので、そのたびについで買いをしていたら簡単に予算はオーバーしてしまいます。
しかも、ついで買いするものに限って、普段よりも高値なものを買ってしまったり、1,000円以上の普段買わないようなものだったりするんですよね。
その場の思い付きで買ってしまう
特に欲しいわけでもないし、必要でもないけど、家にあったら便利そうだなと思い付きで買ってしまったものはありませんか?
それが使える物ならいいのですが、結局使わずに邪魔になってしまうこともあるのではないでしょうか。
以前の私は100円ショップに行くと「これあったら料理がしやすいかも!」「化粧がしやすくなるかも!」と思い付きで買うことが多かったです。
100円だから良いかなと思って挑戦しちゃうんですよね。
でも結局、「やっぱ要らなかったな…」と邪魔になって捨てたものは数知れず…。
ほぼ新品未使用のまま捨てたものが多く、数えたらなんだかんだ1万円くらいはいってしまいそうです。
本当に無駄なことをしてしまったと思います。
日用品には思い付きで購入したくなるものが多くありますが、大体はゴミになるので買わないが吉です。
ストック品としてまとめ買いしがち
ついついストックしてしまう日用品。
大特価だったからとまとめ買いすると、月の予算を簡単にオーバーしてしまいます。
何か月分ものまとめ買いで予算を超えると、毎月いくらまで日用品に費やしていいのか計算が難しくなってしまいます。
結果、毎月の日用品費の上手なやりくりがわからなくなり、家計管理全体のバランスが崩れてしまいます。
しっかり家計を管理して、毎月の予算内でやりくりしたいのであればストック品をまとめ買いするのはやめるべきです。
心理的にも、ストック品がある時よりもない時の方が、無駄な使い方をしなくなるのでおすすめです。
大きい金額ではないからと買う時に深く考えない
日用品は食品と並んで単価が安いものです。
1つ100円~1,000円くらいで買えるものがほとんどで、大きな金額ではありません。
けれど、大した金額じゃない物でも、沢山買ってしまえば1万円超えることもあり得なくないんです。
便利そう・使いやすそう・いつもより良い洗剤を買ってみよう……なんて深く考えずにポイポイ買い物かごに入れてしまうと、頭の中で計算していた金額以上になってしまいます。
しかも日用品は食品と違って消費税が10%なので、会計時に予算をオーバーしやすいのです。
日用品は安いからといって深く考えずに買うと、節約が失敗してしまいます。
急に必要になるから予算オーバーしやすい
不測の事態が起きた時に日用品って必要になりますよね。
突然電球が切れてしまったり、電池が切れたり、壊れたものを治すために接着剤が必要になったり、ゴキブリが出たから殺虫剤を買ったり、などがあります。
今すぐ必要だからとコンビニに駆け込んで、ドラッグストアで買うよりも高い値段で日用品を買う羽目になることもあります。
しかも、こういう時って必要な日用品以外の買い物をしたくなるんですよね。
日用品を買ったついでにハーゲンダッツを買っちゃったり、ついでに雑誌も買っちゃったり……。
急に日用品が必要になるときはアンラッキーなことに感じる出来事が多いため、いつも買わない贅沢品に手を出しがちです。
そのせいで余計に予算をオーバーしてしまい、無駄遣いをしてしまうのです。
日用品費の出費を下げる、たった1つの節約意識
日用品費が毎月5,000円~1万円掛かっていた私は、日用品費を月3,000円にするためにはどうしたらいいか、今までつけてきた家計簿を振り返りました。
日用品費の項目をチェックしながら、買い物したときの様子も思い出して分析しました。
そして、たった1つのことを意識しただけで、日用品費は大幅ダウンし、月1,000円~3,000円でやりくりできるようになりました!
ついで買いを止めるだけで散財は防げる!
「ついでにストック品も買っちゃおう」
「必要な電池以外についでに気になってた電動歯ブラシも買っちゃおう」
「生理用品のついでに腹巻とホッカイロも買っとこう」
「ボディーソープ買うついでに入浴剤と美容ドリンクもまとめ買いしちゃおう」
私の日用品費がかさんでしまっていた1番の原因は上記のようなついで買いでした。
目的のもの以外にも金額の嵩むものをついでに買ってしまっていたのです。
その場の思い付きで購入してしまったものは失敗品になりやすく、ゴミ箱行きになりやすかったです。
だから、ついで買いをしないように心がけました。
買うのは必要なものだけ!と決め、「ついでに気になったから買おう」ということをやめたんです。
それだけで毎月予算オーバーしていた日用品費が一気に下がり、今では月1,000円あるかないかでやりくり出来ています。
ついで買いをしなくなったおかげで、本当に必要な日用品が把握できるようにもなりましたし、月3,000円予算を立てておけば急なトラブルにも対応しやすいとわかりました。
本当に必要な日用品費がわかると家計のやりくりが今まで以上に楽になりました。
なので、ついで買いをせず、本当に必要なものだけを買うように心がけてみてください。
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