コロナによって在宅勤務になった私。
残業禁止だからお給料も減るし、いつも会社で無料の社食を食べていたから、食費もいつもより嵩むので、今まで以上に節約しなければいけなくなりました。
そんな時に見かけたものが立派な葉付き大根。
なんと198円で売られていたので、これで食いつないでいこうと考えました。
根っこも葉っぱもどっちも立派です。
葉の値段含めて198円だと思っているので、葉っぱはすべて使い切ります!
ということで、大根の葉っぱを使った私流・節約レシピを紹介していきます。
しなしなに萎びた大根の葉っぱを復活させる方法
葉付き大根はスーパーで陳列されているとき、大根の葉っぱは萎びた状態ですよね。
けどこれ、簡単に復活して、イキイキした葉っぱに戻せます。
包丁でボウルに入れやすい大きさに切ったら、水に浸します。
水に浸してしばらくすると、このようにもっさもさに復活します!
水に浸す前よりも量が増えて溢れんばかりです。
イキイキした葉っぱを見ると嬉しくなっちゃいます。
毎回ではありませんが、大根の葉っぱに変な葉っぱとか、虫とか潜んでいたりするのでご注意ください。
この大根の葉っぱを使って色々と料理をしていきます。
食べやすく調理しやすい根っこに近い茎部分で【大根葉とかつぶし炒め】
大根の葉っぱには、下処理しなくても食べやすい部分と、下処理しないと食べれたもんじゃない部分が存在します。
まずは下処理しなくても食べやすい根っこに近い茎部分を調理していきます。
大根葉とかつぶし炒め(またはふりかけ)のレシピ
では下処理のいらない部分で、大根葉料理の王道である大根の葉とかつぶし炒めを作ります。
必要な材料は、大根の葉とかつお節とごま油と醤油くらいで大丈夫です。
醤油はあってもなくてもいいかもしれません。
まずはごま油を熱します。
安いのにごまの風味が強くて美味しいのでおすすめです。
大根の葉を炒めていきます。
油となじんでくると鮮やかな緑色になっていきます。
かつお節には良質なタンパク質が含まれているから、ダイエット中の私は多めにいれます。
かつお節を入れたら醤油で適当に味付けします。
今回はかつお節をいっぱい入れたし、ふりかけにしようと思ったので醤油を入れましたが、入れない時もあります。
大根の葉自体の味が独特でそのままでも美味しいから、醤油は入れなくても、かつお節とごま油だけでも美味しいです。
大容量で200円いかないので、贅沢に使えちゃいます。
かつお節と醤油の味をなじませるために炒め続けたら、最後です。
そしてすぐには食べないので、タッパーに入れて保存。
後日、大根葉炒めはこのように丼にして、2日続けていただきました。
丼にのせたのは、おなじみ業務スーパーで購入した激安の茎わかめ&牛そぼろと、10個で100円のゆで卵ちゃんです。
50円にも満たない金額で、満足度の高いご飯が食べられました。
噛み応えも十分だったしダイエットにもおすすめです。
葉っぱのついた茎部分を下処理してゆで卵と炒める
次は葉っぱのついた茎部分を調理していきます。
大根の葉っぱは茎よりも食べにくいので、まずは茎と葉っぱをわけていきます。
葉っぱは後で下処理して食べやすくします。
さっきの根っこ部分の茎と同様に細かく刻んで、ご飯のおともを作っていきます。
大根の葉と失敗したゆで卵で炒めます
かつぶし炒めと同様にごま油で炒めていきます。
今回は細かくちぎった葉っぱもちょこっと加えました。
炒め合わせるのは失敗したゆで卵。
ゆで卵失敗しちゃってどうしよう…、と思っていたので使っちゃいます。
ちなみにこんな記事も書きました♪
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【失敗したゆで卵】そのまま食べたらまずい!リメイクレシピで食べきる
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ゆで卵は大根の葉と馴染むようにボロボロに崩して炒めます。
なんとなく醤油ではなく、今回はポン酢で味付けました。
牛そぼろを加えて、なんちゃって三色丼にしました。
ゆで卵と大根の葉の相性が想像以上によくて、食べにくさは一切なく、美味しくいただけました。
今回も2日分出来たので、余った1食分はタッパーに入れて冷蔵保存しました。
噛み切れなくてチクチクする大根の葉っぱ部分の調理!
私にとって大根の葉っぱはラスボスです。
葉っぱはとにかく扱いが大変というか、なにもしないで料理に使うと、噛み切れなくてチクチクする葉っぱの食感に泣くはめになります。
大根の葉っぱを料理に使うには、とにかく細かくちぎることが大切です。
ちぎっていると気づくのですが、大根の葉の裏にはバラほどではないけれど棘のようなものがあったり、葉が丈夫でレタスと大違いなちぎりにくさです。
だから捨てる部分なんだろうなとは思いますが、ほうれん草などの葉っぱ類の野菜とは比べ物にならないほど、大根の葉には栄養素がいっぱい詰まっているのです。
貧乏人にとって1つの食材から沢山の栄養素が取れることは最重要事項ですから、
と言った感じで、ちぎり続けました。
大根の茎部分は比較的食べやすいのですが、葉っぱは下処理を丁寧にしていきます。
まずは塩漬けして柔らかくします。
正直、ちぎる作業で体力を奪われて疲れています。
もうやめたい…という気持ちもあります。
だけど、ここまで来たらやるしかない!、と面倒くさがりを封印して塩を振ります。
塩で漬けてしばらくしたら、雑草のように硬かった葉っぱが、ほうれん草くらいになります。
とりあえずマシになります。
さらに食べやすくするために、湯がいていきます。
お湯からザルにあげてみるとさらに柔らかく、食べやすそうになりました。
水を絞ったらめちゃくちゃ小さくなってビックリ。
ザルいっぱいだった大根の葉っぱは見るも無残な小ささに。
でも、小さくなったおかげで保存容器に収まり、保存に最適なサイズになってくれたから良しとします。
しかもこれ、小さくなったけど量はあって、使う分だけ取り分けるとなかなか減らずに戸惑いました。
しっかり下処理した大根の葉の使い方
下処理をしっかりした大根の葉っぱはそのままお味噌汁の具に使えます。
あとはお浸しとして、醤油やポン酢をかけていただいても大丈夫です。
大根の葉と皮でツナ炒め
大根の葉っぱはそのまま食べてもいいけど、大根の皮とツナで炒めたらもっと美味しかったです。
嵩が小さくなって少なく見えた大根の葉っぱでしたが、意外と量はあって、ほぐすと増えました。
それ+大根の皮&ツナを加えたので結構な量の炒めものができそうな予感です。
ツナは油も使ったので、味付けはシンプルに醤油だけにしました。
案の定結構な量の炒めものが出来上がりました!
ツナの油と大根葉が馴染んでいて美味しいです。
ちょっと噛み切るのが大変な歯ごたえですが、ダイエット中に良さげな咀嚼回数になるので、これはこれで。
大根の皮も使ったんですが、細かく切ったおかげでご飯の良いおともになってます。
ということで、大根の葉っぱはどこの部分も捨てることなく、まるごと美味しく使い切ることができました!
大根の葉じゃないと味わえない、食感や味が私を惹きつける
私は大根がそこまで好きではなく、大きくて冷蔵庫にかさばってしまうから滅多に買わないんです。
葉っぱがついていると、めちゃくちゃ魅力的に見えて、買いたい衝動に駆られます。
値段が安い&今日は時間があるなって時は買ってしまいます。
私は大根の根っこ部分よりも、大根の葉っぱ部分がすっごく好きで、定期的に、忘れられない味として口の中によみがえることもあるほどです。
私の母は大根の葉っぱは捨ててしまう人なのですが、父親が貧乏くさい料理をする人で、ぱぱっこだった私は父のつくる大根の葉炒めをよく食べていました。
そのせいで舌が貧乏くさくなり、捨てる食材がこんなに美味しくなるという感動に加え、大根の葉でないと味わえない食感や味に惹きつけられてしまったのだと思います。
大根の葉は近所の無人販売のお店でも無料で配られているし、あんなに美味しいのにタダなんて、最高の節約食材だなと思います。
他にも無料食材として思いつくものに「つくし」があるんですが、つくしもタダで手に入るけど下処理が死ぬほど面倒ですよね。
無料食材って食べにくいからタダになっているんでしょうか。
でも、大根の葉同様に、つくしも独特な味わいで忘れられない味です。
下処理がちょっと面倒ですが、栄養素も優秀だし捨てるのは勿体ないですよ!