執筆者プロフィール
HN:たぴ
高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。
2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。
手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術
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2021年1月4日に顎変形症手術を受けてきました。
私は保険適用外の自費で顎変形症手術を受けました。
自費での顎変形症手術というと、「美容目的だと診断されたからだ」と思う方も多いそうなのですが、そうではありません。
私は顎変形症(下顎後退)と認められ、保険適用で受けられる病院も紹介されていました。
けれど、信頼できる歯科医に任せたいと思い、自費診療で顎変形症手術を受けることとなりました。
その経緯について色々お話ししていきたいと思います。
自費診療になったのは歯列矯正治療を受ける歯医者が保険適用外だったから
私の顎変形症手術が保険適用外になったのは、通うことに決めた歯列矯正の歯医者が保険に対応していなかったからです。
歯医者側の都合なので詳しくはわからないのですが、自由診療のみ受け付けだったのです。
歯医者で受ける歯列矯正が自費になるのはもちろん、病院で受ける顎変形症手術も、歯列矯正が保険に対応していないため自費診療となりました。
病院での診察は途中までは歯列矯正とは別の治療ということで保険適用になっていましたが、手術前最後の診察からは歯列矯正の治療の一環としなければならず、自費診療となりました。
なので顎変形症と認められていても、通っている歯列矯正が自費診療のみの場合は保険適用にならないのです。
病院での入院生活の費用や薬代、退院後のレントゲン検査や診察も自費診療です。
東京医科歯科大学で受ければ保険適用で顎変形症手術が受けられると言われたが断った
私が顎変形症手術が必要だと診断されたのは、通院中の歯医者とは別の歯医者でした。
そこの歯医者に、「顎関節症の矯正治療が得意な歯科医と、顎変形症手術が得意な医師がいる」ことを教わったのです。
顎関節症の矯正治療が得意な矯正歯科を選べば、顎変形症手術が得意な医師とも連携が取れるとのことでした。
しかし矯正歯科が自費になるため、顎変形症手術も自費になり、かなりの額が掛かると言われました。
続いて紹介されたのは、過去に「顎関節症は治らないから何もできないよ」と言われたことのあった東京医科歯科大学でした。
東京医科歯科大学の場合は保険適用になるから安く受けられるとも聞きました。
しかし、今はわかりませんが、顎関節症で通院した時に絶望的なことを言われたので行きたくないと思ったのです。
もっと他の歯医者も調べればよかったのかもしれませんが、高校生の頃からずっと顎関節症のために10か所以上の歯医者に行っては「治せない」と言われました。
自費診療で顎関節症を治すという歯医者に通って変なマッサージを受けて治らなかったこともありました。
そんなこんなで顎関節症は治らないと思ったので「顎関節症を治すことをやめて歯列矯正だけしようかな」と思って矯正歯科に行きました。
するとそこの歯科医師が顎変形症と診断してくれて、かつ顎関節症も治せる矯正があると教えもらったことで、やっと道が開けたように感じたのです。
だから今すぐにも治療を始めたいと思い、自費診療になる矯正歯科に通うことを決めたのです。
顎変形症と認められても場合によっては保険適用外になることもある
顎変形症と認められても通う矯正歯科によっては保険適用外になることもあります。
保険適用外=美容目的では必ずしもないのです。
間違った情報が拡散されているのをみて、「そうじゃない場合もあるよ」ということを記事にしました。
私は自費になってでも、信頼できる医師に診てもらいたかったため、自費診療で矯正治療と顎変形症手術を受けることに決めました。
なので、顎変形症を認められても自費となるケースがあるのです。
顎変形症手術をしたことによって呼吸がしやすくなってます。
顎関節症はまだ様子見ですが、良くなっていると思いたいです。
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