執筆者プロフィール
HN:たぴ
高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。
2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。
手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術
>>顎変形症手術体験記事一覧はこちら<<
2021年1月4日に顎変形症手術を受けて5ヶ月が経過しました。
相変わらず痺れはあるけど、顔の腫れはほぼなくなりました。
口もだいぶ開くようにはなりましたが、まだ顎の関節がスムーズに動かせずにいます。
でも、普通に生活できるので、慣れもあるのか痺れや口が開きにくいことはあまり気にしてないんですよね。
それよりも早く矯正装置を外したい、という気持ちの方が大きいです。
矯正装置が外れるのは1~2か月後なので、あとちょっとの辛抱だ~と思って頑張っています。
4ヶ月経過報告はこちら
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【顎変形症手術から4ヶ月】顔の腫れの変化/術後矯正/後遺症【経過報告・体験談】
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顎変形症手術から5ヶ月での顔の腫れの変化は?
顔の腫れの変化です。
術後1ヶ月の顔と比較すれば変化はありますが…。
先月の顔を比較すると変化がほとんどありません。
後述の口腔外科受診でやったことでもお話ししますが、お医者さん曰く、大体3ヶ月くらいで私の顔の腫れは収まっていたそうです。
顔の腫れの変化を毎月掲載していましたが、これ以上は特に変わりようないらしいので、今後は1年単位で掲載していこうかと思います。
一応来月はキリの良い半年経過になるので、それまでは掲載します。
そして横顔も相変わらずです。
これも後で話しますが、ずっと気になっていた下顎のボコッは腫れではないそうです。
下顎後退は顎変形症手術では思ったようなEラインが作れないことが判明しました。
顎変形症手術5ヶ月目の口腔外科受診でやったことと掛かった費用
2か月ぶりの通院です。
今回はレントゲン診療を受けたので高額になりました。
さらに口の中の写真や顔の写真も沢山撮りました。
痺れを緩和する薬を飲むとニキビが出来ることを相談すると、ニキビが酷いようなら飲むのをやめてもいいと言われました。
痺れは自然にも治るから飲まなくてもいいそうです。
そして顎の形が変、なんだか下顎が伸びたように思える、ということも相談すると、再手術の話をされました。
下顎のボコッと出ている物がずっと気になっていましたが、これは腫れではないのでずっとこうなると聞かされました。
しかし再手術で下顎を短くすることは可能だそうです。
顎のプレート除去手術と一緒に容貌のための再成形手術を受けられるそうですが、それは自費診療だったから出来ることだと言われました。
しかしめちゃくちゃお金が掛かるのです。
再手術の件についてはこちら
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【下顎後退・顎変形症】術後に下顎が伸びた?!再手術を検討中…【オトガイ形成】
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かかった費用※自費診療
- 診察代 836円
- レントゲン代 7,557円
顎変形症手術5ヶ月目の術後矯正でやったこと
口腔外科での診療から1週間後に矯正歯科で術後矯正を受けてきました。
今回は下のワイヤーを替えてもらって最終調整に入りました。
歯並び本当にキレイになったなぁと思います…。
矯正装置が外れたら歯のホワイトニングをしたいです。
かかった費用※自費診療
- 処置料 6,600円
5ヶ月経って後遺症は良くなったのか?
顎の痺れは相変わらずって感じですね。
むしろ梅雨の影響なのか、雨が降っている時はすごく痛みます。
びりびりして痺れのある右側の下唇が歪みます。
痺れは相変わらずですが、口はここまで開くようになりました!
顎の関節がまだ固まってますが、ギシギシ言っていて、そろそろスムーズに動かせるようになりそうな予感がします。
でもやっぱり食べにくさはあって、食べ物を口に運ぶ時に横から入れないと入らなかったり、食べ物をこぼしてしまったりが多いです。
あまり人と一緒にご飯を食べたい状態ではありません。
5ヶ月経っても残っている後遺症
- 右の下顎の麻痺
- 口が全開まで開かない(指3本くらい)
5ヶ月経って良くなった症状
- 口の中の火傷した時のようなヒリヒリ感(主に口内の手術跡が痛む)
手術跡の痛みはほぼなくなりました。
引っ張られると痛いけど、それは痺れのせいであって、もう傷口は痛みません。
口の中の検査が楽に受けられるようになってホッとしています。
術後5ヶ月、顎変形症手術は一筋縄ではいかないことを知る
顎変形症手術をすればEラインになる、小顔になる、と思ってました。
が、実際はEラインどころか変な下顎になり、余計顎が伸びて面長が目立つようになりました。
しんどいです。
下顎後退ほど顎の形成はうまくいかないようです。
顎がないところから作るんですもんね。
オトガイ形成がどれだけ難しい手術なのかも知りました。
相変わらず顎の痺れは痛み、顔のニキビはどんどん増えて痛いし、矯正装置が邪魔で食べにくいし歯磨きしにくいし、お金はめちゃくちゃ掛かります。
やらなきゃいけなかったことなんだろうか、この手術は…。
手術なんてしないで、ゴボ口の自分を受け入れて、見た目を気にせず生きてた方が良かったんだろうか。
手術代や診察代で、好きに旅行したり遊んだりしたほうが良かったんだろうか。
と、少し後悔してしまいました。
美味しいご飯を食べて憂さ晴らししたくても、矯正装置が邪魔をして食べた心地がいつもしません。
満足感をずっと得られません。
いつもなんだか煩わしい気持ちになって、半分くらい損したような気分で美味しいご飯を食べてます。
痺れもなかなか良くならず、ニキビも治らず、つらいです。
どこかへ逃げたくて仕方ありません。
顎変形症手術は一筋縄ではいかないものでした。
顎変形症手術で思うような結果を得るには、何年もかかってしまうということを理解しなければなりませんでした。
6ヶ月経過報告はこちら
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【顎変形症手術から6ヶ月】半年後の顔の腫れの変化/顎の痺れ【経過報告・体験談】
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