執筆者プロフィール
HN:たぴ
高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。
2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。
手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術
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2021年1月4日に顎変形症手術を受けてきたので体験談をブログに投稿しています。
今回は検索してもあまり情報が出回っていなかった、術中に入れられた管を抜く時のことについて書いていきます。
顎変形症手術を受けると、術後、3つの管が体に入れられている状態で目覚めます。
口から血を出すドレーンチューブ、鼻から直接胃に栄養を送り込む管、尿管です。
特にドレーンチューブは顎変形症手術だからこその管なので、抜く時の痛みなどについての情報が見当たりませんでした。
だから抜く時はどうなるのかドキドキしたんですよね。
結論から言うと、どの管も抜く時まったく痛みはありませんでした。
詳しく管を抜いた時のことを書いていきます。
口のドレーンチューブを抜く時の痛みは?
下顎の奥から余計な血を出すために2本のドレーンチューブが口の中から出ています。
ドレーンチューブの先には血を貯めるパックがあり、それをぶらさげて術後2日間過ごしていました。
ドレーンチューブは術後2日目の朝の診察時に抜いてもらえます。
ドレーンチューブは歯茎に簡単に縫い付けられており、糸をパチパチと切ってから抜かれます。
抜く時は口の奥からビョルルンッと出てきて、痛みはありませんでした。
しかも口の奥にあるであろう穴に対して止血することもなくおしまいです。
ドレーンチューブが通っていた穴はどこにいったのかわかりません。
口が開くようになって鏡で確認したのですが、塞がったのか穴らしきものはなくなっていました。
口のドレーンチューブを抜くのは全く痛くなく、その後に違和感も残りませんでした。
参考
ちなみに右側のドレーンチューブの管は誤って歯茎に埋まって縫い付けられていたそうで、局所麻酔をされてから抜かれ、歯茎を何針か縫いました。
そのため右側は痛みが残りました。
経鼻チューブを抜く時の痛みは?
ICUで過ごした術後16時間は鼻から胃に直接栄養を取り込む管・経鼻チューブを入れられていました。
経鼻チューブを抜く時も痛みは一切なく、むしろ抜かれてスッキリします。
経鼻チューブは抜く時よりも入っている状態の時のほうが苦しくて嫌でした。
ただ、鼻に管が入っていたためか鼻詰まりがひどく残りました。
術後1週間は鼻呼吸が出来ず、点鼻薬を使用して鼻をスッキリさせていました。
1週間過ぎた後も鼻水が出やすかったです。
尿管を抜く時の痛みは?
顎変形症手術をしてから1日は歩けなくなるため、尿管が入ります。
この尿管は術後1日目の昼頃に歩行できるか看護師さんにチェックされ、トイレに行けることができれば抜いてもらうことが出来ます。
尿管を抜く時は痛みはないけど違和感はありました。
女性よりも男性の方が尿管を抜く時に痛みがあるらしいですね。
尿管を抜いた後、2日後くらいまで血尿が出ました。
残尿感もしばらくありました。
ドレーンチューブなどの管を抜く時はまったく痛くない!
意識のない手術中に色々入れられた管ですが、抜く時はまったく痛みはありませんでした。
どちらかといえば、管を抜くよりも点滴を入れられる時のほうが痛かったです。
尿管はちょっとだけ痛みはありますが一瞬なのでそこまで気にするほどのものでもなかったです。
なので管を抜く時は強張らず、安心して抜いてもらいましょう。
自分の体ながら不思議です。
ドレーンチューブの管、ミニサイズの紙パックについてるストローくらいの直径があるのに、一瞬で塞がるものなのですかね?
血も一切出ていないから本当に不思議です。
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