執筆者プロフィール
HN:たぴ
高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。
2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。
手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術
>>顎変形症手術体験記事一覧はこちら<<
顎変形症手術(上顎・下顎切り・オトガイ形成術・顎関節洗浄)を受けるため、11日間入院していました。
顎変形症手術での入院がどのような生活になるのか、術後の症状はどのくらいで改善されていくのか、食事はいつからどんなものが食べられるかなどを記載していきたいと思います。
1日毎に取れていった管と、出来るようになったことなどもリストにして掲載します。
顎変形症手術のために入院する方の参考になれば幸いです。
【1月2日】コロナ感染対策のためPCR検査で入院
入院は10:30~でした。
正月三が日で病院は休日営業なので、直接入院する病棟のナースステーションに向かいました。
入院手続き等は後日やることになっています。
ナースステーションで身長と体重を測ったのち、病室に案内されました。
私が顎変形症手術を受ける予約をしたのは2021年1月4日でした。
コロナ禍の時代でしたので、本来は1月3日からの入院予定だったはずが、コロナのPCR検査を受けるために1日前倒しで入院することになりました。
PCR検査は鼻の穴に細長い棒を入れられ、喉の奥までぐりぐりと粘膜を取られました。
終わった後は鼻がツーンとして痛かったです。
結果は無事に陰性と出たため、予定通り手術が行えることになりました。
手術をするまで2年以上矯正治療を受けてきたので、予定が狂わなくてホッとしました。
PCR検査以外にも血液検査も受けました。
お医者さんの診察もあり、手術中の嚙み合わせを見るスプリントが合っているかの確認だけしてもらいました。
食事は普通食です。
新年あけたばかりなのでおめでたい感じの料理が並びました。
お風呂も普通に入ることが出来ます。
基本的にスマホを弄って時間をつぶしていました。
同室の方のいびきが気になり夜は眠れませんでした。
【1月3日】顎変形症手術の術前検査(※本来の入院日)
ICUの看護師さんからICUの説明を受けました。
ICUには荷物を持ち込めないので、コインロッカーに荷物を預け、さらに看護師さんにロッカーから荷物を出すとき用のお金として800円分の100円玉を預ける必要がありました。
お金を崩すために病院のファミマでバームクーヘンを購入しました。
術後腫れを防止するために使うフェイシャルバンドも買わなきゃいけなかったのですが、三が日で営業していなかったため、そのお金も看護師さんに預けて買ってもらうことになりました。
フェイシャルバンドは7,150円とお高いです。
手術前日もいつも通りのご飯です。
お風呂も入ることが出来ます。
ただし日付が変わったあとは、お茶・水・スポーツドリンク以外の飲食は禁止になります。
この日お医者さんの診察はありませんでした。
私は手術が怖い物だと思っていなかったので、特に心配事もなく手術前夜を過ごしました。
とはいえ、同室の方のいびきがやはり凄くて眠れませんでした。
【1月4日】顎変形症手術当日!地獄のような試練が待っていた
手術当日は6時に起きました。
手術は8:45~で、2時間前の6:45から一切の飲み物を飲むことが禁止されます。
私は6時に水をコップ2杯分飲みました。
看護師さんからは300ml飲むように言われていたのですが、今思うと足りてなかった気がします。
私の場合、水分補給をしっかりしなかったら地獄を見たので、手術前の水分補給はしっかりしておくべきです!!
8時ごろにコインロッカーに荷物を預け(※36時間使用で600円掛かった)、病室に戻って手術着と着圧ソックスを履いて待機しました。
看護師さんに呼ばれ、一緒に手術室へ向かいます。
手術室につくと手術中の担当看護師さんが表れ、「術後がつらいけど頑張って乗り越えてくださいね」と励まされました。
この時の私は術後がどれほどつらいか想像できず、「頑張ります~」とのんきに答えてました。
手術室に入り、手術台に寝転がると、体にタオルをかけられ、手術着を脱がせられました。
顎変形症手術は全裸で手術を受けることになります。
「緊張してますか?」
と声をかけられましたが、ちょっとドキドキするくらいだったので「あんまりしてません」と答えました。
手術の不安よりも長い長い矯正治療が終盤を迎えてることに喜びを感じていて、術後の地獄を想像もしていなかったのです。
この時に担当主治医の先生が顔を出して「大丈夫だからね」と一声かけてくれました。
この先生は予約が殺到するほど手術が上手いと評判なので、それもあって手術の不安がなく、安心しきっていました。
手の甲に点滴を刺され、麻酔科医がやってきました。
「最初むせるけど、そのあと眠りに落ちていくから」
と言われ、一度むせた後に酸素マスクを当てられ、そこから意識がなくなりました。
そして次に目が覚めた時、私の体が拷問器具のようになっていました。
地獄のような苦しい時間を迎えることになるのです。
地獄の16時間についてはこちら
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【顎変形症手術の痛み】上顎+下顎切り・オトガイ形成術【術後16時間が地獄すぎた】
続きを見る
ちなみに手術自体は成功で、顎の骨が薄かったものの神経を傷つけることなく無事に下顎切りをしたそうです。
自費診療で高かったし、予約で埋まってて診察まで4時間待たされたこともあったけど、この先生にお願いして本当に良かったです。
【1月5日】術後すぐに栄養摂取&歩行訓練でフラフラ…
ICUで術後の苦痛を乗り越えた私は、10時ごろに元の病室に戻りました。
病室に戻る前のICUで看護師さんに体を拭いてもらい、おむつを履かせられ、手術着から病衣に着替えさせてもらってます。
32歳でおむつを履くことに違和感があって気持ち悪かったので、せめて汚さないようにしようと思っていました。
病室に戻ると担当の看護師さんがやってきて、「昼に口から栄養ドリンクを飲んでもらって、歩行もしてもらいます」と指示されました。
「口から栄養ドリンクが飲めなければ再び鼻にチューブをいれて栄養補給になる、歩行が出来なければ尿管も取れないし症状も良くならないよ!」と脅されたので、術後の疲れが残っていたものの気を奮い立たせて「がんばります…」と答えました。
唾さえも飲み込めないような状態だったので、栄養ドリンクが飲めるか不安でした。
体も熱っぽくてだるさがあり、歩けるのかも不安でした。
だけど、もう二度と鼻にチューブを入れたくなかったので、昼になるまでにベッドの上で足を動かしてみたり、口を動かす練習をしました。
おかげで歩行訓練は無事に成功し、トイレまで歩けると判断されて尿管を抜いてもらうことが出来ました。
歩行をすると口からダラダラとヨダレが出るので、歩く際はティッシュが必須です。
ちなみにお腹の調子はよく、健康的な便が出ました。
栄養ドリンクも飲むことが出来ました。
栄養ドリンクを最初に飲んだ時は、血の塊を3回ほど吐いてしまったのですが、血の塊を吐ききったらスムーズに飲めました。
口の端からドレーンチューブが出ているので、栄養ドリンクをこぼしてばかりいましたが、時間をかけて400mlを飲みきりました。
この栄養ドリンクは味が選べるのですが、梅味にしたらすごく甘くて気持ち悪く感じてしまいました。
夜は味つけなしの栄養ドリンクを出してもらったのですが、それでも少し甘かったです。
3時頃に一般病棟でレントゲンを撮らなければならず、手術後の悲惨な姿を晒しながら受付まで行きました。
いろいろな管や点滴に繋がれている上に、顔をフェイスバンドで固定しているから、一般の診療を受けに来た人は驚いた顔を見せました。
しかも待ち時間も割と長くてしんどかったです。
レントゲン室に向かうまで、頭が妙に重くて足元がフラフラな状態で、常に頭から崩れ落ちそうで怖かったです。
なんとかレントゲンを撮ってもらい、病室に戻った時はどっと力が抜けました。
本当にしんどければ看護師さんが付き添ってくれるそうですが、「リハビリと思って動くほど回復も早い」と言われていたので頑張りました。
17時ごろにもまた一般病棟で診察がありました。
この時間帯になると一般の診療を受けにきた人がいなくなるので、レントゲンに向かうときより気持ちは楽でした。
診察は口の中を見られ、顎の位置がまだ安定してなかったので口の中をゴムで引っ張られて顎を固定させられました。
この顎を固定させられるときに顎全体が痛み、ズキズキしました。
鼻詰まりがひどく鼻呼吸が出来てなかったので、点鼻薬も処方してもらいました。
この点鼻薬のおかげで口呼吸から鼻呼吸が出来るようになり、呼吸がかなり楽になりました。
しかし歩行するたびに体がだるくなり、体が熱っぽくなったかと思えば急に冷え込んで、体調は最悪でした。
体の負担がひどく、疲れ切っているものの、寝返りが打てないのでぐっすり眠れません。
あげくに同室の方のいびきが凄くて、夜中の3時まで寝付けませんでした。
我慢できずナースコールをして眠れないことを訴えたら、ひとまず個室に移動させてもらい、翌日別の大部屋に移ることが出来ました。
術後1日目で抜けた管
- 胃に直接栄養を送る鼻チューブ(8:30頃)
- 大動脈の点滴(9:00頃)
- 通常の点滴2箇所のうちの1箇所(12:00頃)
- 尿管(12:00頃)
やれるようになったこと
- 歩行
(一般病棟までレントゲン&診察も受ける) - トイレ
- 栄養ドリンクを飲む
(ただし口は動かせず歯磨きやうがいが出来ないので、甘い味が口に残っていた) - 点鼻薬を使って鼻呼吸
【1月6日】口のドレーンが抜けてから余裕が出てきた
個室移動したおかげで2時間ぐっすり眠ることが出来ました。
しかし38度も熱が出てしまい、顔も昨夜と違ってパンパンに腫れて熱くなっていました。
8:15に一般病棟へ診察を受けに行きました。
この時に口の中の2本のドレーンを抜いてもらうのですが、1本の管が口の中に縫い付けられており、局所麻酔をかけられて引き抜くことになりました。
縫い付けられてない方を抜く時は痛みがなく、なんだか気持ち悪いくらいでした。
縫われた方は傷になってしまったので、しばらくヒリヒリとした痛みが残りました。
ドレーンを抜いてもらって口の中がスッキリしたのですが、唇の腫れがひどいせいで口は閉じられないままです。
唇の腫れが引くまで栄養ドリンクが口の端からだらだらこぼれたり、ヨダレが垂れるのも相変わらずでした。
戻ってから痛みが酷くなったのでナースコールで看護師さんを呼んで痛み止めを打ってもらいました。
痛み止めを打たれると点滴箇所が痛くなり、体がスーッと冷たくなってしまいます。
けれど痛み止めが聞くと眠りにつくことが出来ます。
熱があってフラフラした状態だったので、今日はゆっくり眠っていたいと思っていました。
けれど、そんな願いは叶わず、お正月期間で出来ていなかった「入院手続きをしに行って欲しい」と言われてしまいました。
口元にタオルを当てて、入院手続きに向かうと一般の人も含めてかなりの人が待っていました。
20人くらい待っていて、寒さのある一般病棟で待つのはしんどいと思い、LINEの呼び出し機能に登録して自分の順番を待ちました。
結果2時間半後に手続きが出来たのですが、病衣の貸し出し手続きに手間取り、手続き自体の時間も長くてクラクラしました。
それでもなんとか手続きを済ませ、病室に戻りました。
この入院手続きをするために一般病棟に向かおうと入院患者用のエレベーターに乗った時、他の入院患者の見舞いに来たおばさんが私の腫れた顔を二度見して笑ってきました。
なんてデリカシーのない人なんだろうと思いました。
大体の人は私の顔をなるべく見ないようにしてくれてたので、その人は相当な人でなしです。
18時には入院病棟へお医者さんが回診に来てくれました。
フェイシャルバンドを外してOKと言われたので、ようやく顔がスッキリしました。
主治医の先生に「タフだね」と言われたので、その言葉通り強く頑張ろうと思いました。
寝る前にまた熱が上がりましたが、私の体は丈夫だから頑張ろうと励まし続けて眠りにつきました。
この日の夜頃からようやくスマホをいじる余裕が出てきました。
それまでスマホをいじることすら苦痛で何もしたくない状態でした。
術後2日目で抜けた管
- 口から血をだすドレーン2本(8:15頃)
- フェイシャルバンド(18:00頃)
やれるようになったこと
- 唾を飲み込める
(痰はまだ苦しい) - 栄養ドリンク以外の水なども飲める
- 痛み止めの間隔が空く
(痛み止めの間隔が6時間超えても痛みが気にならなくなる) - スマホをいじる余裕が出来た(※夜頃から)
- 口が自然と閉じるようになる(※夜頃から)
- ↑口を閉じられるようになったことで、口に水を含んで軽くゆすげるようになる
(口の中を動かすことが出来ないので、水を含み顔を左右に倒してペッと吐き出す程度)
【1月7日】生活しにくい苦痛から解放され日常が戻ってきた
静かな大部屋に移動することが出来たおかげでぐっすりと眠ることが出来ました。
しかし、唾液が口の中に溜まったせいか、溺れる危機感から目覚めます。
咽ながら起き上がり、アゴ周りはじんじんと炎症を起こし、水難と火災を同時に受けているような恐怖心に襲われドキドキしていました。
心臓が落ち着くまでしんどさがありました。
朝トイレに行くと尿に血が混じっていましたが、昼すぎるとでなくなりました。
看護師さんに相談すると、尿管が入っていたから少量の血が混じったのかもしれないとのことです。
8:15にまた一般病棟で診察を受け、顎の位置を調整するゴム牽引の方法を指導されます。
口が開かないこともあってゴムを引っ掛けるのは難しくて大変でした。
また、昼から5分粥とペースト食を出されることも決まります。
昼から5分粥とペースト食になります。
顎はまだまだ不安定さがあるため米の形が残ってる5分粥は噛めずに食べきれなかったのですが、ペースト食は完食出来ました。
もともと食いしん坊なので、それが幸いして食事は苦痛なく食べられました。
この頃には飲み物がごくごく連続して飲めるようになりました。
顔の腫れは午後から落ち着き、唇もしっかり閉じるようになったからかヨダレも出なくなります。
鼻の詰まりはまだ酷いので点鼻薬が必須です。
私は顎変形症以外にも顎関節症もあったので、顎関節洗浄も行っているため、耳も聞こえにくくなっていました。
口のドレーンが抜けているので、16時にはシャワーを浴びることが出来ます。
3日間もお風呂に入れていなかったので顔も頭も脂っぽくて気持ちが悪かったです。
顔にはテープが貼られているので完全にスッキリはしませんでしたが、髪の毛を洗えるだけでも心地よくなりました。
ただ栄養ドリンクのせいか体がめちゃくちゃ芋の匂いになってました。
唇の皮がぼろぼろなのでリップクリームをたっぷり塗ります。
夜頃には乾燥した皮がぼろぼろ取れて、唇が徐々に落ち着いていきました。
やれるようになったこと
- ゴムの牽引をする
- 5分粥ペースト食になる
- 飲み物をごくごく飲むことが出来る
- シャワーを浴びることが出来る
- 口をしっかり閉じてヨダレがでなくなる
- 歯磨きができるようになる
(この日はまだ軽めに磨いて水を含んでペッとゆすげる程度)
【1月8日】術前よりも口の閉じやすさや呼吸のしやすさに気づけた
術後3日目までは「こんなに手術後が辛いんなら手術しなきゃよかった…」と後悔してました。
それほど術後がしんどかったです。
けど、術後4日目には口角が自然と上がっていたり、口が閉じやすかったり、術前より呼吸の通りが良いことに気づけて「手術してよかった!」と実感できるようになります。
腫れも引いてだいぶ顔が楽になり、口も開けるようになりました。
とはいえ、この日も眠ると命の危険を感じて1時間間隔で目覚めました。
起きると汗だくで顎周りの炎症もひどくなっています。
起きているときよりも眠った後のほうが体がしんどくなるので、眠りたいけど寝るのが怖いと感じました。
この日もゴムの牽引をしたのですが、負担が大きかったのか気持ちが悪くなります。
吐き気止めをもらおうとしたところ、あまり薬を飲みすぎないほうがいいとのことで、一旦ゴムを外して過ごしました。
顎が動いているのか、時折コキコキと変な音もしていて、顎をいつも以上に労って過ごしました。
やれるようになったこと
- 歯磨きを丁寧にすることが出来るようになる
- 手術をしたことの効果を感じられる
(口を閉じると自然と口角があがる、呼吸の通りが良い、口が閉じやすいなど、術前よりも良くなってることに気づけた) - 横向き寝も出来るようになる
【1月9日】口が開けるようになって痛みもマシに
術後5日目にもなると、唇がだいぶ動くようになり、口も十分開けられるようになりました。
ただ、顎の関節は動かせないので、口を全開に開けることが出来ません。
顎の関節は痛みもあります。
この日は痛み止めをロキソニンに変えてもらったおかげか、調子がよかったです。
顎の痛みがマシになってきたからか、点滴の痛みや口の中の痛みの方が気になるようになりました。
矯正装置がついたままなので、それによって唇の裏側が傷ついてます。
唇が腫れた時に唇の裏に装置が押し付けられる形になったためだと思われます。
さらに口の中は火傷を負ったときのようにヒリヒリしていました。
点滴は手の甲に刺されているので痛みがあります。
しかも、血管が細くて入れにくかったためもあって5箇所も注射されて、失敗箇所も痛みます。
日中は唾の量がすごかったけど、夜になると収まって、この日は水吸い器使わずに気持ちよく眠れました。
やれるようになったこと
- 眠りやすくなった
【1月10日】ペースト食から卒業!噛んで食事をした日
診察時に顎のテープが汚れてきたので新しいものに取り替えてもらいました。
退院希望日を聞かれ「できるだけ早く退院したい」と伝えたところ、12日が退院予定となりました。
明日の血液検査で問題がなければ退院できます。
術後6日目になると特に突起するような出来事は減ってきました。
術後6日目の夜から5分粥ペースト食を卒業してみじん切りの食事になります。
まだまだ噛む力は弱いけれど、口をもぐもぐ動かして食べられるようになりました。
やれるようになったこと
- みじん切りの食事を食べられるようになった
【1月11日】点滴が抜けてようやく自由に!
退院するために朝早くから血液検査のための採血がありました。
診察時に血液検査の結果が問題なかったことを聞き、予定通り退院できることになりました。
この日もちゃんと眠りにつけました。
目が覚める時はまだ息苦しさから胸がドキドキしてたけど、溺れ死ぬと思って目覚めていた術後3日目よりずっと楽になってます。
しかし眠っても体の疲れがとれず、全身が脱力していてふわふわしてます。
あと何故か歯がめちゃくちゃ痒かったです。
朝の診察を終えてから最後の点滴を看護師さんに抜いてもらいました。
顎についたテープ以外、邪魔なものがついていない状態でシャワー浴びれた時は気持ちよかったです。
術後7日目で抜けた管
- 点滴(9:00頃)
【1月12日】無事に退院!顎変形症手術入院の会計金額は179万円
無事に退院日を迎えました。
朝の診察時に顎に貼っていたテープを剝がしてもらいました。
退院後の生活について説明を受け、次回通院日の予約を入れました。
口に残った痺れは半年以上残ることや、6週間は柔らかいものしか食べないように言われました。
10時頃に看護師さんから薬と会計票をもらいました。
自費診療なので金額は179万円です。
保証金の10万円だけ先に支払って残りを次回診療時に支払うこととなりました。
エポスカードに一時的な増額申請をしたので、クレジットカードで一括払いをする予定です。
退院の際は母が迎えに来てくれました。
入院前は退院時に体調が回復していると思っていたので1人で帰るつもりでしたが、実際は体がしんどいままだったので迎えに来てもらえて助かりました。
母がいなかったらタクシーを呼ぶしかなかっただろうなと思います。
無事に退院出来ても、元の生活を送れる日は半年先と、程遠いのでした。
退院後も残った症状
- 鼻詰まり
※退院して2日後くらいには点鼻薬が必要なくなったが、鼻水や鼻の違和感は続いてる - 口周りの痺れ
※お医者さん曰く半年以上は続くらしい - 顎の痛み
※お医者さん曰く普通食に戻れる6週までは続くらしい - 顎の不安定さ(顎がずれて痛むので体を水平にして眠れない)
※同上 - 口が全開まで開かない
※同上 - 耳が聞こえにくい違和感
※お医者さん曰く3週間くらい続くらしい - 顔の腫れ
※腫れが引くのは3か月以上経ってかららしい - 風邪を引いたときのような怠さ
※退院して1週間位で体調は回復していった - 頭が重く感じる頭痛、フラつき
※同上 - 口の中がボロボロで痛い
- 歯がかゆい
思った以上に術後のダメージが大きく、顎変形症手術は社会復帰に時間がかかりそうです。
私の場合は不幸中の幸いか、コロナ禍によって在宅勤務となっていたため、術後2週間から仕事を再開する予定です。
参考
入院生活中の娯楽はスマホのみです。
ただ、多くの病院ではWi-Fiが設置されていないようです。
私は当時、楽天モバイルを契約していたのですが、楽天回線エリアなら使い放題で制限に捉われず、YouTubeなどを楽しめました。
楽天回線エリア内の病院なら楽天モバイルがあると便利だと思います。
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ドレーンチューブを抜くときの痛み
11日間の入院生活の様子
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顎変形症手術の術後経過記録
1ヵ月経過/2ヵ月経過/3ヵ月経過/4ヵ月経過/5ヵ月経過/6ヵ月経過/1年経過/※次回は3年目に更新します。
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ブラケットオフの顔の変化